知識をつけたからといって、解決へとすぐに向かうわけではない

「知識をつけたからといって、解決へとすぐに向かうわけではない」というタイトルで論じたいと思います。

 

20代社会人女性が「人間関係」で悩んでいるので、私がアドバイスをしたところ、劇的に改善したという話を以前しました。他の記事でも話題に出しています。このブログの検索窓で「社会人女性」と検索したら、出てきます。

 

 

その20代社会人に何を話したのかと言えば、エニアグラム認知特性その他の心理学についてです。

 

まず、その20代社会人女性は、いろいろと社会人経験をしましたが、何となくしか世の中や人間関係を認識しておらず、言語化ができていませんでした。

 

その何となくの経験を私が明確に解説し、言語化したところ、改善へと向かったのです。

 

言語化できていないときと言語化できているときの違いは、「認識できている、自覚がある」ので、人間関係での対応力が上がったことです。

 

エニアグラムでいうタイプ8の人をその女性は苦手としてましたが、エニアグラムのタイプ8はこういう性格の傾向なのだよと知れば、タイプ8に出逢ったときに、事前に身構えることができますし、対応もタイプ8に合わせることもできます。

 

また、タイプ8の人が相変わらず、強気で人を責めてきても、「この人はこういう人だから仕方ない」で済ますことができます。以前のエニアグラムを知らないときは、「なぜ、この人は責めてくるのだろう?」と原因が分からず、悩んでいたのです。

 

つまり、相手の行動は変わらないかもしれませんが(正確にはエニアグラムを知ればこちらの対応を変えることで相手の対応が変わる可能性がある) 、相手の行動原因が分かるので、悩まずに済むというわけです。

 

他にも、以下の記事の知識を伝授しました。

「人生観を超速で広げ、有利に生きよう」のnote有料記事からです。

 

人は、2対6対2の法則で好かれたり、嫌われたりするという内容です。熱烈なファンが2割、どっちつかずの中間層が6割、アンチが2割というわけです。これは人気者や魅力がない人なら、それぞれによって比率は変動します。

 

必ず、アンチがいるのだから、そんな少数に嫌われたり、嫌な態度を取られたからって気にするなというアドバイスです。相性の問題があるのです。これを知っていれば、嫌な態度を取られたり、嫌われても、「ま、いいっか」と思えるはずです。

 

または、自信がある人なら、嫌う人を「可哀想な人だ」と逆に、憐れむことすらします。自尊心が低く、自信がない人ほど、嫌われると気にします。ただでさえ、自信がなく、そのせい?で人からも魅力が乏しいと思われ、嫌われる比率が上がっているのに、嫌われたら、へこんでしまうのです。

 

つまり、自分の魅力を上げて、嫌われる比率を2割の正常値ぐらいに上げないと、生きるのがしんどくなります。または、4割に嫌われてもいいっかと開き直れば関係ないかもしれません。

 

基本的に相手の行動は変えることはできません。これが人間関係の大前提です。変わらない他者に対応する術は、自分の認知、捉え方を変えることしかありません。

 

嫌う人には「可哀想な人だ」と捉えるか(相性が悪い場合。自分に原因がある場合(魅力が低いなど)は、魅力を上げる努力をした方がいいかもしれません)、責めてくるタイプには、「こういう人だから仕方ない」と諦めるか、ともかく自分の捉え方を変えるしかないのです。

 

また、社会人女性にアドバイスした認知特性では、その女性は話す、聞くはある程度得意な方なのですが、読む・書くがあまり得意じゃないということです。そういう人は高学歴になりづらく、営業や接客系の仕事が向いています。

 

高学歴は読む・書くが露骨に求められます。大学に入っても論文を読まされ、書かされます。逆に、話す・聞くが苦手な人が意外といるのが高学歴です。なぜなら、少なくとも大学受験では面接ぐらいでしか問われないからです。

 

こういう認知特性を知っておけば、自分をきちんと知れるので、生きやすくなります。

 

エニアグラムで、他己分析をできるようにし、対応力を上げつつ、認知特性で自己分析をし、他の心理学の知識で、人間関係の認知、捉え方を変えるように促したのです。

 

他には、仕事場では「成果を出すことが第一」とか(その女性は人間関係を重視しすぎで、囚われていた。成果を出せば、とりあえず、怒られることは減るよとアドバイス)、表面上の付き合いを上手くやれるようにしようとか、いろいろ言ったと思います。

 

ここで、タイトル「知識をつけたからといって、解決へとすぐに向かうわけではない」につながります。つまり、知識があると、認知・捉え方は変わりますが、相手の行動自体は変わらない場合が多く、即、問題解決になるわけではないという意味です。

 

心理学の要諦は、自分の認知・捉え方を変えることです。また、相手への対応を変えられる点です。相手自体は基本的に変えることはできません。相手の行動もそう簡単に変わりません。

 

そういう意味で、心理学に即効性はないですが、生きるうえで心理的な負担が楽になるのは魅力ですし、有用だと思います。

 

その女性にも言われました。「心理学を知っても、相手の行動が変わるわけではないんだよね」と。でも、「相手の行動の原因・要因がわかるから、対応しやすくなり、悩むことが減るね」と。

 

悩むのは、相手の行動の原因・理由が分からないからという場合が多いのです。または、相手の行動自体に悩まされるわけです。前者は自分の認知・捉え方を変え、相手の人間パターンを知ることで、行動の理由が分かるようになり、少なくとも「なぜ、相手はこういう行動をするのだろう」で悩むことは激減します。

 

しかし、相手の行動自体はやはり変わらない場合が多く、それへはある種の諦めという認知の仕方で対応するか、相手のタイプに合わせた対応をすることで、間接的に相手の行動を変えるように促すことは可能です。

 

そもそも、相手に自覚させられれば、解決への大きな第一歩が踏み出せたことになります。相手が変な行動をするのは、わざとじゃない限り、たいていの場合、自覚がないからです。自覚がないから、そういう行動をするのです。

 

コミュ症と自分で言う人はまだマシです。自覚があるからです。本当のコミュ症は、自分でコミュ症であることの自覚すらありません。そういう人の相手をするのは非常に厄介です。なぜなら、自覚すらしていないので、まず気づいてもらわないと話にならないからです。

 

自覚がある人は、じゃあ、その問題点をどう解決したらいいかななどの具体的な提案へ踏み込めます。相手に直す気があればの話ですが。

 

知識をつけることは、ほとんどの場合、自分の認知・捉え方を変えることが大半であり、自分の認知・捉え方を変えれば、自分の行動は変わります。しかし、他人を変えることはそう簡単にはできません。そういう限界を知ったうえで、知識(心理学含む)を活用すべきでしょう。

 

最後に、こういう行動をとる男がいるという具体例を書いた記事を貼ります。「なぜ甘えた男ほど不機嫌さを表に出すか」というタイトル記事です。

 

不機嫌な男っています。そして、露骨に態度では表すのに(話しかけるなオーラなど)、その理由を言わないのです。そういう態度を取られた側はかなり嫌な気持ちになります。女性の多くは経験した人もいるでしょう。

 

または、男同士でも、その関係性に甘えた男は、不機嫌な態度を取る場合があります。(相手に明確に原因がある場合は別です。明確な原因があって、不機嫌な態度を取られたケースの話とは今回の話は別です)

 

そういう態度を取る男は、甘えているのです。相手にそういう態度を取っても、別に大丈夫だろうと思っているからするのです。せめて、「今、不機嫌だからとか、疲れているから、そっとしておいてくれ」と声をかけて欲しいものですよね。

 

そういう態度を取った相手への認知の捉え方として、「大いに見下してやればいい」とも私は感じます。「情けない奴だ」とか「くだらない奴だ」とかですね。ただし、大事な人がこういう態度を取った場合、話し合った方がいいです。あまり、親しくない人なら、内心で見下すか、直接、一言言えばいいと思います。

 

他にも20代社会人女性にはいろいろとアドバイスをしましたが、省略します。

 

こういう知識があるかどうかも、人間関係のコツにつながります。

 

以上です。