私は実用主義者である

私は実用主義者です。

 

実用主義とは、プラグマティズムと言われているようです。

 

 

私の解釈では「現実の社会で役に立つモノが最善であり、優先順位が高い」という思想です。逆に言えば、「現実の社会で役に立たないモノは優先順位が低い」ということです。

 

私が現時点で、現実世界で役立つと考えている学問は、理系全般、つまり自然科学(数学は中には役立たないものもあるらしい)、文系では経済学、法律、経営学などの社会科学です。

 

逆に、あまり役に立たないと考えている学問は、文学、哲学など人文学全般です。(心理学は除くかな)

 

私は理系以外はある程度、最低限は抑えました。理系はあまりやったことがないのですが、現実の世界で役に立つということは傍から見てもよくわかります。技術で、ビジネス勢力が一変したり、世の中に革命は起きていますから

 

で、社会科学や人文学はある程度、かじったうえで、文学や哲学って有用性が低いなぁと実感したのです。経済学は行動経済学ゲーム理論はある程度、使えます。マクロ経済学は経済政策を扱う政治家やエコノミストや投資家が中心ですが。

 

経営学はMBA系も含めて、ビジネスの世界で勝つにはある程度の必須知識だと思います。「民間では非常に役立つ学問」です。

 

私は人文学系は、浅く広くやっておく必要はあると思います。ただ、深くやる必要性を感じません。

 

実用主義者って、現実の世界で役立たないことをひどく嫌う性質の人達です。教養は3割ぐらいで良いと思っており、実学重視です。正直、教養ばかり学んでいて、実学を軽視している人は、趣味を楽しんでいる人という目線で見ています。趣味なら、大学で金かけてまでやる意味がないと思います。自分の金でやる分にはいくらでもやればいいということです。

 

教養で生きていける人って、日本で1%いるのでしょうか? ある意味、贅沢な職業でしょう。

 

だから、大学受験で言えば、国語の試験で小説が課される意味が分かりません。さらに、古文・漢文になったら、この国は何を学ばせたいのか?と本気で憂います。

 

実用主義者は役に立たないことを嫌い、効率も大事にします。無駄なことをやらされるのは本当に嫌います。意味がきちんとあると言われれば、我慢してもやります。例えば、統計学や数学は私はやらなければと思っています。(統計学は現在、少しずつ勉強中してます)

 

「今は役に立たなそうに見えて、いつか役に立つこともあるかもしれない」と実用主義じゃない人達は言います。そのいつの日って具体的にいつなのでしょうか? iPS細胞のような役立つ学問ですら、非正規が9割で資金不足という記事が出ました。

 

「今も役立たず、いつ役に立つかもわからない学問より、iPS細胞などに資金を投資した方がいい」でしょう。これに反論あるのでしょうか?

 

と書いていたら、以下の記事で、明治学院大学教授が必死に書いていました。完全なるポジショントークです。この大学教授が教養(リベラルアーツ)で食っているから、実学より教養だと主張しまくるわけです。

g

 

さて、確かに、数学でも役立つかわからないと思われていた理論が、今、使われているケースがあります。こういうケースもあります。(具体的な理論は忘れましたが、読んだことがあります)

 

ですが、人文学系の多くはそういう系統なのであり、「いつ、役に立つかわからないモノ」をやらされるのは、正直、学生も不安だと思います。

 

また、こういう意見もあります。「すぐに役立つモノは陳腐化します」と。EXCELプログラミング言語なども流行り廃りが激しいです。そして、「今、役立つかわからないモノ、例えば、教養は陳腐化しない、長い人生で言えば、ずっと使えて、陳腐化しない」と。

 

しかし、教養系なら、本で学べば十分ではないでしょうか。その本を書く人を育成するのに、大学の研究がいるんだという意見も一理ありますが、少数精鋭でいいでしょう。

 

こういうところで、経済学、経営学というのは他の学問にない視点があることがわかります。それはどちらも「限られた資源を分配するという視点」があることです。

 

経済学は限られた資源を分配し、効率よく使うための学問です。経営学は企業の資源(ヒト、モノ、カネ、情報など)を効率よく使い、ビジネスで成果を挙げる学問です。

 

経済学、経営学を学んだ人(私も含めて)は、こういう限られた資源という視点があります。対して、人文学のような教養系は、とくに無駄なものをやってもいいだろうという姿勢なので、限られた資源という視点が欠けている気がしてなりません。

 

文学も哲学も、ふんだんに時間を使う、無駄の塊のような学問のような気がします。

 

経済学や経営学を学ぶと、どうしても、限られた資源という視点が出てくるので、実用主義者にならざるを得ないのです。人文学系の人は経済学や経営学を学んで欲しいと感じます。

 

そうです。経営学で言えば、戦略という概念があるのです。

 

経済学や経営学に劣らない実用的な分野は戦争です。戦争は死やギリギリの展開が迫った中で、最大限の成果を上げないといけないわけであり、そこには戦略、戦術がかならずあります。限られた資源という視点も当然あります。

 

人文学にはない視点でしょう。文学には戦争を扱った題材があり、そこである程度は学べるかもしれませんが、純文学や恋愛モノなどでは戦争はあまり扱わないでしょう。しかし、文学の良い点は人間心理が深く学べる点です。しかし、それは小説や漫画などを読めば、事足りてしまいます。わざわざ、学問として学ぶ必然性が欠けるのです。

 

小説を読めば、人間心理が深く書かれている内面描写もあり、なかなか役立ちます。以下の記事の小説も、内面描写が細かいです。

 

これらの論点については以下の私の記事でも書いているので、興味ある方は読んでもらえればと思います。私の自説が詳しく書かれています。

 

以上です。