情報収集について。多読か、精読か?

「情報収集について。多読か、精読か?」

 

情報収集について、述べていきたいと思います。

 

まず、情報収集については、メディアは本やネットなど何にせよ、膨大に浴びる「多読派」か、きちんと精査して定着を図る「精読派」がいると思います。

 

 

私はどちらかといえば、「多読派」です。膨大に情報を浴びます。対して、「精読派」は、膨大に情報を集めるより、選び抜いて定着させて発信する方に重きを置くと思います。コメンテーターやTVでの評論家など、きちんと話さないといけない職業の人は、どちらかといえば、「精読派」じゃないでしょうか? 定着させ、長期記憶に近い状態にしておかないと、喋れませんから。

 

知識の定着度という面から見ると、「多読派」と「精読派」で、かなり、多様になると思います。なぜなら、時間の使い方が違うからです。「多読派」は定着に重きを置かず、こまめな復習などの時間より、もっと新規の情報を集めることに重きを起きがちです。

 

対して、「精読派」は新規の情報より、読んだ本をきちんと定着させるために、こまめに復習する方に重きを起きます。

 

数字で言うと、例えば、100インプットして定着度が10の多読派と、20インプットして定着度が10の精読派などが挙げられます。下手したら、「20インプットして15定着した精読派」のほうが、アウトプット力では高いかもしれません。

 

しかし、ここで問題が出てきます。実は、「100インプットして、90忘れていても、無意識下にはある程度、残っている」のです。そして、意思決定、判断力などに、この忘れた90の知識が活用されます。となれば、意思決定の精度では精読派より、正確かもしれません。「膨大な視野を前提にして、判断しているから」です。

 

「意思決定へ影響を与えて有利なのは多読派ではないか?」と私は書きました。ですが、その情報が量に加えて、正確かどうかも問われます。正確じゃないゴミ情報をインプットしまくったら、当然、判断に影響を与えるからです。

 

情報収集ではメディアの信ぴょう性も大事です。

 

次に、情報収集で気をつけるべき点は、「自分の価値観、フィルターで情報収集をしてしまうというスコトーマ現象」です。

 

スコトーマとは「心理的な盲点」のことで、自分が重要だと思ってない情報は目に入っていても、無視してしまう現象です。

 

自分に興味がないか、自分が重要だと思ってない、その理由は今の自分に関係ないからなどで、同じ情報に接していても、人によってきちんと捉えていなかったりするのです

 

よって、心理的盲点を作らないために、ある程度、きちんとした人の体系立った情報を読んで、情報を整理し、自分なりの情報体系(カリキュラム)を作った後に、情報収集した方が良いでしょう。

 

言わば、「基準となる人を探して、情報を体系建てて整理する」ということです。私の自著「今の日本の教育改革のネタ元本」もその立ち位置を目指しています。

 

自分の頭の中に整理された状態で情報がインプットされると、情報収集の際も、効率が変わると思います。

 

また、情報収集の際は、最低でも3人には聴くと、意見の偏りが減り、間違いが減ると思います。人によって主張は異なる場合が多く、それはその人自身が今までに構築した智恵(情報収集と理解力と経験により)がバラバラだからです。

 

さらにはスコトーマを作らないために、新聞など自分が読みたくない情報でも、新聞側が重要だと判断した情報を無理やり読むことも必要かもしれません。ネットでの情報収集だとどうしても、自分の興味ある分野だけを選んで、集めてしまうからです。(これがスコトーマです)

 

スコトーマ現象と似ているのが、「カラーバス効果」です。カラーバス効果とは、訳すと「色を浴びる」という意味で、ある色を意識すると日常生活でその色のものが目に飛び込んでくるようになる効果を言います。つまり、情報収集で言えば、自分の興味あるものばかり調べてしまうのです。

 

スコトーマ心理的盲点で、重要だとみなさない情報はスルーしてしまう現象(見てても、見えてない)ですが、カラーバス効果は自分が重要だとみなすと、そればかり集めてしまう(無意識に見てしまう)ことです。

 

また、「確証バイアス」という言葉もあり、ある情報に何かイメージを持つと、様々な情報があっても、最初に持ったイメージを裏付けるような情報しか認知しなくなり、そのイメージをさらに強めてしまうことをいいます。

 

例えばAさんという人に「冷酷な人だ」といったん、認識したら、Aさんの冷酷な部分ばかりに目がいくようになり、その結果、冷酷というイメージが強化されるということです。

 

これは、情報収集では致命的です。自分の主張を正当化したり、補強するための情報しか集めなくなりますから

 

対処法としては、反論的な情報もなるべく集めるようにして、判断しなくてはいけません。そのために、チームを作ったり、外部の人の意見もある程度、聞くのは大事というわけです。以下の記事でも触れています。

 

また、情報には一次情報と二次情報があります。

 

一次情報とは、自分が直接見たり聞いたりした情報です。顧客の声、現場担当者の声、セミナーや異業種交流会等で得た情報、アドバイスをくれる上司や先輩などの情報です。または、政府や企業・団体が公式HPで出している情報もそうです。

 

二次情報とは、「伝聞情報」であり、一次情報以外のすべてです。テレビや新聞や書籍などになります。ツイッターフェイスブックやSNS、ネットニュースやウェブマガジンやブログなどは二次情報になります。

 

私がSKYPE上で得た情報や知り合いに関することは一次情報でしょう。これらも私はそれなりにブログで書いています。

 

二次情報は私は本の情報が多いです。

 

しかし、信ぴょう性という意味では、二次情報でもある程度、保たれている印象はあります。(私はそう思うのですけどね) 

 

 

参考・引用文献。

「8割捨てる情報術」