タイムマシーン経営が続く中国

まず、以下の記事で、私はタイムマシーン経営に疑問を呈しました。

 

 

 

そして、自分の頭で考えることの重要性を述べました。日本では通用しにくくなってきたからです。

 

ですが、中国では未だにタイムマシーン経営は有効なようなのです。

 

「マネーはこれからどこへ向かうか」という大前さんの本によると、「パクる」ことの重要性を述べています。

 

 

中国はグーグルに対して百度Airbnbに対して自在客や途家(中国版Airbnbと呼ばれる民泊情報サイトを運営)、Uberに対して滴滴出行(中国版Uberと言われるライドシェアリングサービスを運営)、アマゾンに対してアリババ、フェイスブックに対してウィーチャットといった具合に、シリコンバレーのサービスを素早くすべて模倣しています。以上、ここまで、引用。P211

 

以下の記事では、滴滴出行について書かれています。

 

 

このように、中国のIT業界ではタイムマシーン経営で、成果が出ています。まだ、発展途上の国だから、パクるで全然、OKなわけです。

 

中国が今後、成熟していった場合、日本と同じように、タイムマシーン経営が通用しづらくなっていくだろうと思います。

 

大前さんの本では、さらに詳しく、シリコンバレー流の取り込み方(プラグインの仕方)が書かれていますので、興味ある方は一読をお勧めします。(数ページですけどね)

 

情報収集だけで勝てる領域もまだあります。かつての日本もほぼそれでいけてました。アメリカに追いつく時期ですね。ベンチマークや模倣できる目標があるという時代は、やりやすいのです。

 

模倣するモデルがなくなって、課題先進国となると、自力で考えなくてはいけません。誰かの意見やモデルをパクる時代の終焉です。

 

日本は課題先進国となりつつあります。先進国では経験したことのない、少子高齢化時代による医療費増額と年金問題と労働力問題、そして、多額の借金と、長期のデフレという難題に取り組まなくてはいけません。

 

日本は課題先進国なのです。他の先進国のモデルは上記の問題点に関してはほぼモデルがないでしょう。

 

解決策は、もはや生産性向上や技術力しかないように思われます。移民も難しいです。観光業を栄えさせるという案も出ています。(カジノ問題などありますけどね)

 

課題先進国に生きている日本人は、パクれる領域が減ってきたので、考える訓練を今後の時代を生きる人は必要とするでしょう。

 

以上です。

 

参考・引用文献。

「マネーはこれからどこへ向かうか」