起業家.comさんの発言2 タイプ1とタイプ3の溝は思ったより大きい

起業家.comさんのツイートを張ります。私が将来有望だと思っている若者です。タイトルのタイプ1とタイプ3の溝の大きさを後で説明します。

 

f:id:yababiji2:20170710194252p:plain

 

 

f:id:yababiji2:20170710194309p:plain

f:id:yababiji2:20170710194331p:plain

 

f:id:yababiji2:20170710194343p:plain

 

f:id:yababiji2:20170710194359p:plain

 

f:id:yababiji2:20170710194418p:plain

 

f:id:yababiji2:20170710194432p:plain

 

以上、ここまで。簡単に要約します。(私の解釈も含んだ要約です)

 

行動経済学は人間の非合理性まで考慮した学問です。

 

起業家.comさんによると、全てのビジネスは情報の非対称性で成り立っており、情弱な人は情報強者からサービスを受けることでビジネスは成り立ちますし、情弱の本人も自分が情弱だと思っていないか、能力がないのだから、情弱サービスを受けるしかないと言います。

 

例として、「塾に行く人と参考書で自学自習」と「大手通信キャリア利用者と格安SIM利用者」の話があります。「参考書で自学自習派」は塾に行く人の行動を疑問に思っていますが、塾に行く派は便利だと思っています。それは能力がないのだから、仕方ないし、そういう層向けのサービスは必要なのです。

 

自分で設定して格安SIM利用する人から見たら、大手通信キャリアを利用する人はバカに見えますが、大手通信キャリア派はそんなことを思っていませんし、大手通信キャリアが過剰のサービス分の料金をもらっても良いと言います。

 

他にも、顧客が全てを決めるべきであり、ビジネスをする側には倫理は必要なく、「法律を順守すること」「強制しないこと」「欺かないこと」だけを守って、提案して、後は顧客が決める自己責任であると言います。

 

ここまで簡単にまとめた後で、以下の記事を読むと私の主張「タイプ1とタイプ3の溝は思ったより大きい」の意味が分かるかと思います。

 

 

要は、タイプ1は完璧主義者であり、職人気質の人なのです。製品やサービスも質を重視し、倫理や正義を重視する人達です。寿司職人の例で言えば、彼らはかなりのプライドと修行を持って、一流のお寿司を提供することに誇りを持っています。質が高く、倫理的に恥じないモノを提供したいのです。

 

対して、タイプ3は成果主義者であり、「結果こそ全てであり、勝てば官軍、売れれば勝ち」の人達です。正直、製品やサービスへのこだわりはそこまで高くなく、倫理や正義など法律に違反しなければいい程度の認識の人達です。

 

起業家.comさんは典型的なタイプ3だと思います。「勝てば官軍、売れれば勝ち」の思想です。たぶん、ITサービスへの質のこだわりもそこまでないのではないでしょうか。だから、「情弱なんて自己責任だし、売れれば何でもいいんだよ、売る側が顧客のことを過剰に考えてまで事業をする必要はない」という思想になります。

 

彼の提供しようとするGoogleを超える構想のRanQも恐らく、情弱者へのサービスだと思われます。それは情弱者(IT操作音痴)からすれば、ありがたいサービスであり、これは別に情弱サービスの分類に入らないと私は思いますが、起業家.comさん自身はおそらく情弱ビジネス分類をしているのではないでしょうか。

 

だからこそ、情弱サービスを肯定するのではないかと。ITサービスに関しては操作性を良くするのは情弱サービスだと私は思いません。

 

情弱サービスとは基本的に「何も価値を生まないサービスか、害を与えるサービス」だと私は考えています。例えば、WELQは有害なので、ない方がいいのです。ブログサロンなども、本当に開花するブロガー向けなら詐欺じゃないですが、ほとんどのブロガーは開花しないのに煽って騙して入会させるから、倫理的に問題があると思うのです。

 

「宝くじは夢を買うもの」と言い、夢を売っているし、実際に買う層もいるのだから、いいのでは?と起業家.comさんは言いますが、自分の子どもにもそう言えるのでしょうか? 情報強者って、身内には情報強者になって欲しくて、どうでもいい他人には情弱だろうが関係なく、カモにし、儲けようと思っている人がいると思います。

 

こういう面は倫理ですよね?タイプ1とタイプ3の大きな溝が理解できるのではないでしょうか? このテーマは、日本の産業やビジネスにも関係してくるので、議論する価値があると思います。

 

私は起業家.comさんは将来有望だと思っていますが、タイプ1の思想は理解できないでしょうね、おそらく。つまずくとしたら、倫理的な面かもしれません。WELQを肯定していた発言からもそう推測できます。

 

冨山和彦氏の言うS(シリアス)な世界(自動車など命が関わる)では、タイプ1の精密さが大事だと私は思います。C(カジュアル)な世界(ITなど多くのサービス)では、タイプ3でも勝てるのでしょう。実際、Windowsはかなりの未完成段階から、製品化して、質を徐々に高めて現在に至ります。人命に影響しないので、未完成段階、バグがある段階でも事業化できるのです。

 

自動運転車はS(シリアス)の世界であり、人命が関係しているので、IT企業の大雑把さでは対応できません。

 

タイプ1とタイプ3の思想を理解するのは大事だと思います。起業家.comさんはタイプ1の思想もある程度、理解したうえで、事業展開をした方がいいのかなと個人的に思います。

 

以上です。