自分に期待する人と自分に期待しない人

「自分に期待する人」と「自分に期待しない人」という視点で論じていきたいと思います。

 

以下の記事でも書きましたが、「自己評価」と「他者評価」の話に近いです。

 


 

他にも、スキルの記事でも似たような話を書きました。

 

 

 

「自分に期待する人」とは自分の能力が伸びると信じたり、自分の人生は良くなると信じている人達です。

 

「自分に期待しない人」とは、自分の能力は伸びないと思っており、自分の人生に幸運や幸せがそれほど来ると期待してない人達です。

 

どちらが良いかはこれは、表裏一体であり、良い面もあれば悪い面もあります。

 

まず、「自分に期待する人」の良い面は自己イメージが高いので、努力するモチベーションが高く、成功へと近づきます。「自分に期待しない、自分の能力を信じることができない人」が、モチベーション高く、努力を継続できるはずがありません。というわけで、良い面はこれが圧倒的です。

 

「自分に期待する人の悪い面」は、成功、結果が出る、勝つことが当たり前、前提なので、それらが達成されないと、苦しくなりますし、人によってはイライラすることです。自己イメージが高いので、挫折に弱いのです。外見が劣っていると思い込むと、醜形恐怖症になります。

 

人よりも、大半の基準で自己イメージが高いケースが多いと思われるので、それに到達しないと満足しません。これは、自己イメージが低く、自分に期待してない人から見たら、「そんなに向上心強く、上を目指していて凄いなぁ」「苦しくないのかなぁ」と感じると思います。

 

次に、「自分に期待しない人」の良い面を述べます。自分に期待してないので、「プレッシャーに強い」です。自分が注目を浴びても、自分に期待してない、自分はそんな凄い人間じゃないと思ってるので、大舞台でもあがりません。

 

お笑い芸人の「さんまさん」のような人であり、さんまさんも実際にTVで「自分を過信していない、自分は凄い人だと思ってない」と述べています。エニアグラムでいうタイプ7に多い人種だと思います。

 

そして、「自分に期待しない人」の悪い面は自分に期待してないので、「向上心に欠ける点」です。自分の能力にもそこまで期待してないか、楽をしようとする性質があるように思います。これもエニアグラムでいうタイプ7の人に多い人種でしょう。「楽しいこと」にはのめり込みますが、きつい、苦しいことは「自分に期待してない」か「楽をしたい」人なので、やりたくないのです。

 

以上、「自分に期待する人」と「自分に期待しない人」の特徴を述べてきました。

 

ここで、他人軸を入れてみましょう。「他人に期待されるとどうなるか?」です。

「自分に期待する人」は「他人の期待」に敏感に反応し、自己実現と他者からの期待のダブルか、「他者からの期待には反応しないで、自己実現のみ」で頑張るタイプに分かれるでしょう。

 

「自分に期待しない人」は「他人の期待」に敏感に反応しにくいと思われます。しかし、エニアグラムでいうタイプ2の人は、他人に奉仕するタイプなので、自己評価が低くても、他者の期待に敏感に反応し、尽くし、頑張るかもしれません。

 

ここで、問題になるのは、他者からすれば、マネジメントなどで部下を操縦するとき、「期待をかけるべきかどうか」という点です。ピグマリオン効果という言葉があり、他者から「こいつは伸びそう、できる」と強烈に思われると、その人は本当に伸びるという話があります。

 

「他者の期待」に無意識に反応した結果でしょう。しかし、「自分に期待しない人」は、自己評価がそもそも低いので、「期待をかけるべきか」迷うところではあります。期待をかけて、結果が出なければ、「期待をかけた側」もがっかりしますし、「期待をかけられた側」も挫折感を味わうでしょう。

 

どうしたらいいのか、悩むところではあります。さらに、他人軸を入れますね。「他者に期待するかどうか?」です。

 

自分軸は無視し、「他者に期待するかどうか」の視点です。「他者に期待する人」は、コーチやマネジメントではピグマリオン効果もありますし、大事だと思いますが、過剰に期待しすぎると、部下や人は上司や親の思うとおりに育ちませんし、行動しませんから、徒労感を味わいます。中には、突き放す人もいるでしょう。

 

「他者に期待しない人」は、放任主義です。コーチやマネジメントに向いているかどうかは不明です。ですが、他者に振り回されることはなくなります。他者に期待したからこそ、思うようなフィードバックが来ないとがっかりするのです。最初から期待していなければ、がっかりすることもないでしょう。そういう意味では利点もあります。他人は基本的には変えられないという言葉がありますから。

 

以上、「自分に期待する人」「自分に期待しない人」「他者から期待されたときどうなるか?」「他者に期待する人」「他者に期待しない人」 などの論点を通じて、いろいろと述べてきました。何かの参考になれば幸いです。