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目次

  
  1. 自分の詳しい分野での気づき
  2. 「なぜデータ主義は失敗するのか?」からの引用・まとめ
  3. 「コンサルは会社の害毒である」からの引用・まとめ
  4. 大学受験について
  5. 高学歴(理系)のOS力を見るか、それとも即戦力系(専門学校卒)か
  6. 世の中で生きていくために必要な力とは何か?のまとめ表
  7. 大学受験を根本的に変える画期的な案
  8. 私が一時期、考案した最高の授業形式
  9. 正規分布やその他

 

自分の詳しい分野での気づき

  

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また、ビジネスにせよ、学者や研究者にせよ、その分野に強烈な興味を持っており、知識が豊富で、尚且つ経験が豊富だと、新しいことに気づきやすくなるでしょう。

 

外部の経営コンサルタントは独自の思考法やフレームワークで改善案を述べますが、新しい商売の種までは発見できません。

 

なぜなら、その分野に強烈な興味を持ち、大量の知識や経験を有しているとは限らないからだです。勝負するなら、自分が興味を持てて知識を増強することが苦じゃなく、経験を積むために労働や知的活動が苦じゃない分野を選ぶべきでしょう。

 

自分の詳しい分野じゃないと、新しい気づきはなかなか生まれないものです。

 

IT業界(ゲームなど)、または芸術、もしくは経済学などの論文の分野ではそれぞれその道の人には新しいアイデアを生み出せるのに、他の分野では気づきが得られないのは興味がないか、知識や経験が不足しているからです。

 

私は、IT分野ではそれなりにアイデアが浮かびますが、他の詳しくない業種では、アイデアが浮かびません。経験も知識も不足しているからでしょう。興味もそもそもないかもしれません。

 

経営コンサルタントや、異業種からの社長が、就任したり、アドバイスしたりするときはあくまでその企業の当事者たちが中心になって考えるべきです。一番、その業界、会社に詳しいのは当事者たちなのですから。

 

外部からの意見は参考にして、新たなアイデアの触発になればいいな程度に考えておくべきです。もちろん、多様性は大事であり、外部からの刺激によって、新しい知見が浮かぶことはよくあります。したがって、異業種の人の意見は参考になります。

 

そういう視点で外部の人間を活用すべきでしょう。あくまで当事者が責任を持って考えるのですが、外部からの刺激によって、見えない世界に気づき、構想や戦略などに活かすのです。

 

そして、自分の専門分野では気づくことが多いですが、同時にこだわりが強いとも言えます。こだわりが強いと、逆に売れなくなる可能性もあるのが問題です。

 

例えば、iPhoneの場合、アップルのこだわりが上手くでて売れました。ですが、日本の会社の電気製品は必要ない機能をつけるというこだわり、つまり高機能路線で行き、サムスンなどに敗れた経験があります。

 

サムスン新興国のニーズに応え、同時に安く抑えました。他の例では1000円カットはこだわりをとことん捨て、低価格路線で成功した例です。こだわりが仇になるケースも多いのです。顧客のニーズを見極める、気づきが必要です。

 

 

「なぜデータ主義は失敗するのか?」からの引用・まとめ

この話題については、書かれている本がありました。「なぜデータ主義は失敗するのか?」である。一部、引用・まとめ します。

 

 

P258から。たとえば化粧品業界にいる人は、化粧品の意味に対する気づかいがなければ化粧の理想に関する深い洞察の意味など理解できません。自動車業界にいる人は、自動車や輸送を気づかう必要があります。そうしなければ、車の運転という人為的現象の意味などまったく理解できないはずです。

 

P259から。イケアの店舗に足を踏み入れると、最新デザインの家具を低価格で提供することに気づかいをもつ人がいるということが即座にわかります。

 

この言葉に含まれる「重要性」と「配慮」という両方の意味で、気づかいの存在する証拠が見て取れます。店内の凝った配置を見れば、店舗のクリエイターが職務に熱心に取り組んだことは明らかです。店舗のデザインにそれが見て取れます。

 

世界で最も立派な店舗というわけではないですが、その店舗が果たすべき役割をありえないレベルの高さで実現しています。

 

P260から。気づかいはどこにでも見出すことができます。近所の食料品店でも、市立図書館でも、幼稚園でも、寿司店でも、コンピューターゲームにも、さらには下水設備の機能にも、気づかいは見出だせます。

 

気づかいの存在する場所では、そこで働く人たちが自分の仕事に深くかかわっているのが感じられます。その人たちにとって、その仕事は大切なものなのです。

 

P261から。気づかいを育てる方法をここでいくつか紹介します。詳しくは本で。

 

P273から。センスメイカーにとって重大な課題の一つは、これらの多様な世界に同じ方向を見させるにはどうしたらよいかということです。そのよい例が、マーケティングの世界と研究開発の世界です。

 

マーケティングのスタッフは大局的な視野に立つゼネラリストであることが多いです。彼らは短期的な目標にもとづいて評価されるので、すばやく行動する必要があり、答えを与えてくれる洞察によってモチベーションがかきたてられます。

 

これに対して研究開発スタッフは、特定の役割をもつスペシャリストであることがとても多いです。彼らは長期的な進展によって評価され、ディティールを非常に重視し、「何が必要か」よりも「新しいテクノロジーで何ができるか」にしばしば強い関心を抱き、驚くべき問題や謎を与えてくれそうな洞察によってモチベーションが上がります。

 

当然ながら、この二つの世界はしばしば衝突します。私たちが最近訪問したグローバル消費財メーカーでは、マーケティングチームが研究開発チームと協同でワークショップをするという案を意図的に阻止するということがあり、そのチームの人間は、「どうせ研究開発の人間にはビジネスの基本などわかりませんから」と言っていました。

 

おもしろいことに、研究開発チームもマーケティングチームについて同様の判断をしていました。「彼らはものの見方が短期的で、テクノロジーが開発されるプロセスに敬意などもっていないのです」

 

まさにこれらの理由から、たいていの企業では研究開発グループとマーケティンググループがまったく別の方針や方向性に従うのがふつうでした。

 

しかし、会社として競争する場所や方法について新たな方向性を定めたいときには、これが問題となります。ここでセンスメイカーは、異なる世界を結びつける必要があります。社内のすべての目を空で輝く同じ星に向けるのです。

 

これはつまり、会社がなぜ、どこで、どのように、イノベーションを実行すべきかについて多様なグループに同じ考えをもたせることを意味し、ここで社員のモチベーションが上がる方法をとることによってチームが活性化し、社内に強い意味が生じます。以上、ここまで。

 

気づかいが仕事には大事だということが伝わってきます。気づかいがある、つまり熱意があり好きだからこそ、気づくことが多いと私は解釈します。また、マーケティング部門と、研究開発では後者はこだわりが強いと言えます。

 

技術にこだわりがあり、私の主張のように、要らない機能をつけて失敗するか、iPhoneのように成功するか、分かれます。

 

「コンサルは会社の害毒である」からの引用・まとめ

また、外部の経営コンサルタントが役に立たない、もしくは日本では普及していない理由が「コンサルは会社の害毒である」に載っていました。

 

 

短期雇用のアメリカや、株主志向のイギリスやドイツではコンサルは成績が良く、日本では普及していなかった理由は、過去に犯した経営コンサルの失敗を日本人社員がいつまでも忘れなかったからだといいます。

 

また、アメリカでは通用したリストラ時のコンサル起用などが、日本では共同体経営で長期雇用なので、通用しませんでした。アメリカではコンサルと付き合うと以下の点で恩恵があります。

 

「短期利益志向の株主からCEOを守ってくれる点」、「経営コンサルが株主向けのメッセージを次々に打ち出し、時間を稼いでくれる点」、「早期に結果を出せるリストラとM&Aを勧めてくれる点」などです。コンサルの名前を発表すれば、株価が上がって報酬が増えます。

 

一方、日本では株主志向が薄く、リストラも必要性が薄く、コンサルの提案が一度でも失敗したら、決して忘れないというコンサルにとっては悪夢のような状態でした。

 

コンサルの価値は株式市場での反応や雇用リストラ、事業リストラ、「分析と仮説」「見える化」など全て包括して売りだしますが、日本企業は「分析と仮設」「見える化」までしか必要としていないから、価格が高すぎて買うに値しません。

 

ちなみに、著者の会社は調査しかしないので、割安であると書かれています。

 

また、MECE(ミーシー)を駆使して「情報を全て集め、分析し、選択肢として提示する」ところまでは著者の会社はやりますが、どれが重要かという判断は会社側に任せると著者は主張しています。

 

理由は、ミーシーによる情報収集もモレやダブリがなくせないという致命的な欠陥がある上に、どれが重要かという選択もコンサルの主観が入るし、さらに、コンサルは当事者の会社側の人たちより知識も経験も劣る(特に、経験はほぼない場合が多い)から、情報提供だけに徹するのが倫理的にも望ましいと著者が考えているからだといいます。

 

最終的な判断は当事者である会社側が下すべきだと思います。一番、会社のことを分かっているはずだからです。企業の文化やイメージもそれぞれ違います。外部が口を出すより、企業自身の文化によって、特色を出すべきでしょう。アップルはアップルらしく、ソニーソニーらしい製品を出すのです。

 

また、著者の結論として、コンサルは必要ないということであり、全体を俯瞰する調査業務が必要だということです。日本企業は、現場中心で俯瞰的に見るのが得意ではありません。

 

この章の最初の方に、日本の現場が視野狭窄に陥っている話はしましたね。その解決法が今まで述べてきたことなのです。

 

そして、俯瞰分析を著者が代わりにできると説いている本です。(しかも経営コンサルと違って安価です) 俯瞰分析をした上で、視野を広げれば、後は現場の判断でも充分だということのようです。

 

日本の現場は無能なのではなく、俯瞰した全体像や視野を描けていないだけなのです。私の本も俯瞰分析です。主張も入っていますが。俯瞰分析は専門家がやらないとできないようです。

大学受験について

さて、大学受験は学者や研究者の適性を見るための試験です。つまり、学問です。学問の王者とビジネスの王者はベクトルが違います。それを同時に測ろうということがそもそも難しいのです。

 

ビジネスの王者(イノベーター)を輩出したいなら、MBA中小企業診断士(経営企画じゃなく経営実行。しかも単なる知識面が中心)や理系の勉強(技術力)と、ビジネスコンテスト(経営企画)の3つで測ればいいと思います。

 

大学受験はどのような能力を測りたいのか?という根本設定がまず必要です。学問の適性なのでしょうか。企業側も大学側の事情を理解するべきです。

 

学問の適性がある人材がペーパー試験をくぐって大学に入学してきたという事実に。そこにビジネスの適性やコミュ力や創造力が加わっているかは別問題なのです。しかも、小論文などの創造力を測る試験も、学問の創造力しか測れません。

 

文系、理系のテーマにせよです。ビジネス、芸術の創造力は大学受験ではテーマに設定しにくいでしょう。ビジネスなら、ビジネスコンテストだし、芸術なら、それぞれの賞(作家や漫画など)が既にあります。そして、受験生もその事実に気づくべきでしょう。

 

学問の適性やOS力(情報処理能力や集中力や暗記力や体力など)があるという証明に過ぎないということに。医者などの専門職は別ですが。

 

大学受験をゴールにして燃え尽きた人材はその後の長い人生で迷うことになります。限定された能力だけを高く評価されたことに気づかず、自分がエリートだと錯覚してしまうからです。大学合格後も違う努力をし続けないといけないのです。

 

ただし、OS力が高いのだから、素質はあるわけであり、新たな業種や専門知識(ビジネス含む)のアップデートを行えば(コミュ力はあるのは当然として)、経営者人材やイノベーター人材として開花する可能性はあるかもしれません。

 

高学歴(理系)のOS力を見るか、それとも即戦力系(専門学校卒)か

別の話題ですが、就活(IT業界とする)の際、高学歴(理系)のOS力を見るか、それとも即戦力系(専門学校卒)を取るかは難しい問題でしょう。高学歴(理系)は伸びしろがあり、潜在能力が高いので、将来飛躍する可能性はあります。

 

もちろん、IT業界に興味あってのことです。興味がなく、こだわりが低い高学歴(理系)はOS力はあっても伸びしろに限界がくるでしょう。動機は金儲けだから、金を稼いだら、引退する可能性も高いです。

 

即戦力系(専門学校卒)だとしても、興味が猛烈にあり、ゲームなどが好きで、アイデアをどんどん発案してくるやる気がある人材であれば、前者よりは使える可能性はあります。前にも書いたように、気づかいがあり、熱意があり、気づく能力が高いからです。

 

OS力素質か?(知識は後でアップデート)。

それとも、熱意(根性や覚悟あり)やその業界のマニア的知識か?

 

どちらをあなたの会社なら取るでしょうか?もしくは、どちらもそれなりに使える人材であり、普通はどちらの人材も来ない会社が多いかもしれないですね。

 

高学歴(理系)も来ないし、その業界が好きで、熱意の証拠としてマニア的知識があったり、アイデアを発案したりする人材は来ないのかもしれないです。

 

ちなみに、高学歴でその分野に興味がなくやる気がない人材は高学歴の中での低人材と言えます。中以上の高学歴、特に上の高学歴は幹部人材であり、優秀であると言えるのではないでしょうか。OS力が高く、ビジネス知識などをアップデートするやる気があり、その分野に熱意があるなら、最強です。

 

あくまで、低の高学歴と上の専門卒を比べた話です。上の専門卒でも、即戦力であるし、優秀であると思いますが、大企業では幹部人材にはなりにくいでしょう。

 

世の中で生きていくために必要な力とは何か?のまとめ表

さて、今までの内容をまとめて、世の中で生きていくために必要な力とは何か?を書きます。ある程度の見通しのためにまとめておきます。

 

創造力(学問(文系、理系)、ビジネス、芸術など)

 

思考力(地頭力とも呼ぶ。論理的思考力(ロジカルシンキング、ラテラルシンキング、クリティカルシンキングなど)、哲学的思考、数学的思考、多面的思考力、分析力など)

 

OS力(情報処理能力・集中力・暗記力・体力(勉強と肉体的)など)

 

メンタル系(根性、根気、やる気、興味がある、好奇心が強いなど)

 

コミュ力(人間理解、ノンバーバル、人たらし力、チームワーク力、リーダーシップ、マネジメント力、性格(非認知能力?実行力は(やり遂げる力)に含まれる)、価値観など)

 

感覚的能力(予測力、直観力、洞察力、判断力、意思決定力、メタ認知力、気づく力、理解力など)

 

知識(学問(文系、理系。教養との区別は不明)、ビジネス系、専門知識、宗教や文化、暗黙知など他分野に渡る)

 

技能(表現力(文章力、絵、音楽、数式、プログラミングなど)、手先の器用さ、オペレーション的業務など)

などが挙げられます。

 

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20110922 2011-09-22 未完の「能力リスト」 有名ブロガーちきりんも能力の分類をしています。参考までに。

 

大学受験を根本的に変える画期的な案

ここで、大学受験を根本的に変える画期的な案を紹介します。まず、ペーパー試験は知識が定着したか?の確認を主な目的とします。さらに、思考力も問います。主に、論理的思考力と数学的思考力になります。

 

他に、弁護士ならば1万時間が合格の目安とされているように、大学受験の膨大な対策は、ある程度の蓄積された勉強時間が必要とされます。それらの蓄積された長い期間、着実に勉強してきた人材だとは証明されます。

 

短期決戦か、長期決戦かはまでは伺えないかもしれませんが、とにかく長い期間の勉強蓄積をしてきたのだなとは分かります。これは体力がある人間でもあります。知識の確認(学問系)と思考力と、勉強体力があるという点がペーパー試験で判定できる良い点です。

 

また、OS力(情報処理能力や集中力や暗記力や体力など)も判定可能です。さらに、早稲田の歴史系などの暗記地獄を通ってきた人材は、弁護士などの暗記地獄系の資格試験には強いかもしれないです。

 

世の中の資格試験は暗記地獄系はそれなりにあり、現在の大学受験の勝ち組はこういう試験には強いと思われます。そして、判定できない創造力(&思考力も)と表現力(文章力)については小論文が適しています。

 

しかし、一発勝負の小論文では採点者の恣意性に左右されるリスクが極めて高い上に、受験生が能力を出し切れるかも出題文によって左右されるし、採点が大変という面があります。解決策としては複数回の小論文試験が妥当でしょう。

 

しかし、小論文を教えてくれる人が日本には少ないです。教師も教える力量を持った人は少ないです。

 

以下の記事が私が提唱する問題解決策です。

 

私が一時期、考案した最高の授業形式

ここからは、私が一時期、考案した最高の授業形式を書いていくことにします。

 

高校・大学などで、最高の授業形式とはどのようなものでしょうか? 私が一時期考えたのが基本的には生徒は自学自習で、参考書や教科書やDVD(授業を録画)などで学習し、あとはテストで評価されるというものです。

 

先生は、分からない箇所だけを答える役割に徹します。未来的にはコンピュータが分からない箇所を教えてくれるかもしれません。大学の先生の場合、研究に時間を割けるメリットがあります。

 

ですが、大学の先生の場合、大教室の授業は、実はアウトプットの場(生徒にわかりやすく説明する訓練)やプレゼンテーションの場としての役割もあるのではないか?と考え直しています。学者はTVに出るときもありますし、素人にわかりやすく説明する訓練を積むことで、一般人向けの著作にも活かせます。

 

というわけで、大教室の授業はなくならないかもしれません。といっても、教える側の都合であり、学生側としては参考書やDVDなどによって独学で、分からない箇所だけ聞くという方が効率が良いと思われます。

 

大学側は意欲的で独学可能な学生には講義の出席を義務づけないほうがいいと思います。

 

そして、ゼミやグループディスカッションは大教室での一方的な授業よりは密度が濃く、学生の成長も促せますが、応募が殺到する場合、全ての学生が受講できません。先生の負担も増えてしまいます。

 

解決策として、ネットでの交流の掲示板みたいなものを作る案もありますが、オフレコの発言は記録できないでしょう。オフレコ発言を先生は記録に残したくないからです。

 

それは何とかなるでしょうが、ネットの掲示板(一般人には非公開)の解決策は、応募に漏れた学生には吉報にもなるかもしれませんが、あまりにも殺到しすぎた場合、先生の負担を考えると、閲覧だけ可能で、書き込み不可にするしかないでしょう。この話題はおまけです。

 

ちなみに、こういう記事もあります。http://benesse.jp/news/kyouiku/trend/20151018120050.html 

「高1で蒔いた種が高3で花開く 高校生の学習習慣を専門家が解説」 という記事から、一部引用・まとめ します。

 

進学校と一口にいっても、違いがあります。調査対象校には典型的な3タイプが含まれていました。

 

生徒の多くが受験勉強を塾や予備校でする「外注型」、学校側が宿題や提出物を厳しくして受験まで導く「学校管理型」、友人同士の刺激が学習の礎になる「共同型」です。

 

学年が進むにしたがって勉強時間が増えていくのは3タイプとも変わらないのですが、共同型では2年生の1学期までほかの2タイプより学習時間が少なく、2学期になってようやく外注型の高校に追いつきます。最も学習時間が多いのは学校管理型でした。

 

共同型に分類された高校は勉強も生徒側の自主性にまかせる、伝統的な進学校です。浪人も含めれば週刊誌のランキングをにぎわせるほどの進学実績を上げているものの、現役の段階では外注型や学校管理型に大きく水をあけられていました。

 

「現役進学時代」にはそんな伝統的な進学校のあり方にも変化が迫られるのでは、というのが、濱中准教授らの見立てです。以上、ここまで。

 

「外注型」と「学校管理型」は外からの圧力による勉強でしょう。「共同型」はどちらかと言えば、内発的動機であり自主性があります。

 

最も、自主性がある人は独学派で参考書だけでやり遂げる人ですが、そんな人は1%未満なのでしょう。一番、コスパがいいのは独学派なのですけどね。

 

私の理想の学校形式は自主性を重んじるので、ほとんどの学生には通用しなさそうです。外からの圧力がなければ、勉強をしない人が高成績グループでさえ、ほとんどを占めるからです。参考書やDVDで自主的に勉強し続ければ、一番学習効率がいいことは分かっていても、管理がないと努力を持続できないのです。

 

そういう学生は会社組織に入って外からの圧力、上司や勤務時間などに縛られるのがいいでしょう。自営業やフリーランスは厳しいかもしれません。自営業やフリーランスは自主的にやらなければ、いくらでも怠けられるからです。

 

もし、外からの圧力が必要な人がフリーランスをやるとしたら、職場を別に用意して、縛りをかけないと駄目でしょう。起業家としても、外注型や管理型は向かないかもしれません。

 

外からの圧力がないとやらないか怠けてしまう人間が、起業家に必要な突破力や新しいフロンティアを切り開いていく力があるとは思えないからです。起業家になる人なら、独学か、学校に通っていても、参考書を中心として学習しているか、または共同型タイプの方が向いているのではないでしょうか。

 

ほとんど全部教えてもらったり、管理されたりして、起業家になる人は恐らく少ないです。そう考えると、ほとんどの高学歴は起業家にはなれないでしょう。どのような方法で、高学歴を獲得したかのプロセスが実は重要項目である可能性が出てきました。

 

正規分布やその他

正規分布で言う偏差値60以上を仮に、高学歴だとしましょう。偏差値20~80までが99.7%で占められていて、偏差値40~60を占めている68.3%を引くと、31.4%となります。31.4%を2で割ると、偏差値60~80までを占める15.7%が導き出されます。

 

15.7%が高学歴だとしても、そのうちの何%が、共同型なのでしょうか。独学や参考書だけで、しかも管理されず、自主的に超一流大学に受かった人は数少ないです。1%もいないのではないかと推測します。大半は外注か管理で、突破してきます。

 

私の理想の授業はテストで一定以上を取らないと単位を与えません。自主的にやろうと、外注や管理でやろうと手段は自由ですが、テスト、つまり結果で判定されるのです。ですが、私の方式にすると、進学校といえども、落第者が続出する可能性があります。

 

人間は、基本的に怠け者であり、管理されないと頑張れないのかもしれません。私の理想の授業は机上の案であり、管理という手法を使わないと(外注含む)、ほとんどの人が勉強しないのでしょう。だからこそ、会社組織があります。学校があります。

 

全て、管理のためのシステムです。勤務時間、会社という場所での拘束、上司による圧力などは管理のためです。

 

自主的にやれる人間は自営業やフリーランスに向いているし、起業家にもなれるかもしれませんが、そんな人は稀なのでしょう。そういう人間の特性を理解して、教育構想を設計する必要がありますね。

 

ほとんどの人は(勤務時間、場所、上司などの)管理されないと、力を発揮しません。高学歴の中で、イノベーターをなるべく多く輩出するには、どうすればいいのだろうかと謎は深まるばかりです。

 

主体性という教育目標を文科省は掲げましたが、そういう人間は一部です。やはり、自己効力感が重要なのかもしれません。「日本を背負っている」とか「使命がある」などの高い自意識があれば、自主性も出てくると思われます。

 

有名なレンガの話であれば、単に、石を積むという自覚よりも、「大聖堂を作るために石を積んでいる」という自覚がある人が高い自意識の持ち主ということです。

 

レンガの話とは、「単純作業を繰り返す人」、「生活のために仕方なくレンガを積む人」、「大聖堂を作るためにレンガを積む人」の話です。目的や動機に差があります。

 

もしくは、追い込まれるかです。追い込まれて力を発揮する人もいれば、プレッシャーに負けてダメになる人もいて難しいのですけどね。「競争の科学」という本に詳しいですが、競争に向いている人と向いてない人がいます。

 

 

以上、日本が今後、改善すべきことを挙げました。

 

私の本は参考文献からかなりアイデアを借りました。参考文献を掲載したり、引用元を示したりしたのは、著者に敬意を示したためです。ちなみに、引用は多少、内容ではなく、文体や形式や長さを変えていることはご承知ください。

 

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参考・引用文献。

 

「なぜデータ主義は失敗するのか?」

「コンサルは会社の害毒である」

2011-09-22 未完の「能力リスト」ブログ記事。

「高1で蒔いた種が高3で花開く 高校生の学習習慣を専門家が解説」ブログ記事。