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目次

  
  1. 2019年「センター入試」はどのように変わるのか」の記事の要約
  2. 私が考える大学入試改革
  3. 私が考える人材像
  4. 「社長輩出数ベスト50にランクインした79大学・学部別の一覧表」からの引用・まとめ
  5. 「すべての「学び」の前に鍛えるべきは、「教わる力」である。」」からの引用・まとめ
  6. 「グローバル・エリートの条件」からの引用・まとめ
  7. 人工知能×ビッグデータが「人事」を変える」からの引用・まとめ
  8. ユダヤ人の思考法
  9. イノベーターが増える秘策
  10. ユダヤ人の価値観
  11. ユダヤ人の思考法2とその他
  12. 理系の特徴とその他
  13. ユダヤ式Why思考法」からの引用

 

2019年「センター入試」はどのように変わるのか」の記事の要約

  

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2019年「センター入試」はどのように変わるのか  2015年11月2日(月) 三宅義和・イーオン社長とゆかいな仲間たち【第7回 文部科学大臣補佐官 後編】」から一部、引用・まとめをします。

 

日本の高校生は約100万人います。そのうちの受験勉強をちゃんとやっている人が30万人強(1)。受験勉強をあまりしていないけれど、大学に進む人が20万人強(2)。それ以外は、大学に進学せず、専門学校か就職します(3)。

 

「高校基礎学力テスト」は、2と3の層に高校の学力を定着させるために行う目的です。

「大学入学希望者学力評価テスト」(仮称)は20年度から予定されていて、現行のセンター試験に代わるものです。

 

鈴木氏は3つの学力が重要だと言っています。1つ目は知識、技能。2つ目が思考、判断、表現。3つ目が主体性、多様性、共同性。(協調性から、協働性になり、共同性に変わったようです) 

 

1つ目の基礎の定着については「高校基礎学力テスト」で判断します。2つ目と3つ目は「大学入学希望者学力評価テスト」と各大学が行う個別入試とを合わせて見ていきます。

 

いまのセンター入試がやっている基本的な知識・技能を問うところは踏襲します。センター試験の解答はマークシート型だから、思考・判断・表現の中で深い思考と表現が問えません。いまも質の高い出題をして、深い判断や思考は問うています。

 

それに加えて、表現力の部分を加えていきます。そこで導入されるのは問題の長文化。要するに、読む力を養って、試験に臨めるようにします。

 

いまの高校生は何千字といった文章を読む力がありません。意図的にトレーニングをする必要があるので、試験問題を長文化します。いまは5択ですが、選択肢を20、30出して、そして複数解答を可にします。

 

当然、深い思考と表現を問うような方向になるはずです。英語は従来のセンター試験ではリーディングが中心で、リスニングは少しだけでした。これからは話せないと合格できなくなります。ライティングに関しては、考慮中といったところです。

 

TOEFLは相当ハイレベルなので、難関校中の難関校が使うということになります。平均的な高校生は別の民間試験になるでしょう。すべての教科のベースに国語教育があります。国語教育を重要視です。

 

教員を鍛え直す方法も多少書かれています。日本内外のありとあらゆるリソースを検討していきます。もはや、悠長なことを言っている時間はないので、もう使えるものは全部使うということになります。 以上、ここまで。

 

私が思うに、思考力重視にシフトしているように感じますが、具体的な設問がまだ不明です。英語は民間試験を採用や、スピーキング必須が目新しい点でしょうか。(と書いていたら、実際の試験問題が一部、公開されましたし、英語は民間試験採用がほぼ決定のようです)

 

L型にも、高校程度の学力の定着を確実にする点も目新しいかと思います。国語教育については、まだ方向調整中でしょうか。私が後で提唱する案を採用すればいいのになぁと思います。(日本論文プラットフォーム案です)

 

 

私が考える大学入試改革

私が考える大学入試改革は逆算思考です。民間重視だとしたら、民間で活躍している人材とはどういう人材か?見極め、民間で活躍しそうな人材を大学入試で選べることが大事だということです。

 

ですが、本当に力がある人材は最終的にのしあがってくると思うのです。大学入試を通らなくても、世間が放っておきません。才能と実力があるからです。よって、大学入試の改革は大事ですが、民間で活躍できる人材が大学入試では失敗しても、くすぶっているだけなら、民間が門戸を広げるのも一つの手だと思います。

 

大学入試で見抜けなかった人材を民間が拾えば、大学入試の失敗も補えます。本当に実力がある人材はのしあがってくるものです。イチローも、ドラフト4位でした。あれほどの実力者が、ドラフト段階では4位という評価だったのです。(ある記事では元々はドラフト1位で採りたかったようです)

 

大学入試改革は民間で活躍できそうな人材がなるべく通りそうな試験にするのも大事です。(もちろん、研究者・学者養成場という面での試験もありです)

 

その見極めが非常に難しいのですが。先ほど述べたとおり、育ちが悪くて、大学入試に通らなかったとしても、民間が門戸を解放していたら、実力がちゃんとあれば採用の可能性も残るでしょう。

 

高学歴を手に入れたとしても、大半の高学歴はそこまで出世しません。大企業入社が頂点という人も多いです。

 

高学歴が羨ましいと嘆く人は実力をきちんと磨いていないだけであり、結局は高学歴で大企業への就職か、公務員狙いの安定型人材(民間に比べたら負荷が低いという意味)に過ぎないというわけです。

 

私が考える人材像

私が考える人材像としてはイノベーターとグローバル人材に分けられます。前者は高い専門性、文理の垣根にとらわれない分野融合的な知識(ビジネス知識含む)、それらを組み合わせる思考力・発想力(創造力も。経営企画含む)、さらに、人を動かすコミュ力などです。起業家が一番近いでしょうか。

 

理系の高度人材を文系が補佐し、イノベーションを加速させる方法もあります。後者は高い語学力に加え、相手の価値観や文化を理解する力が求められます。

 

グローバル人材は前から言われていました。理由は日本市場(内需)の成長が限界であり、海外に活路を見出すしかなくなってきたからでしょう。

 

大前研一氏の意見では企業が賃上げをしないで、内部留保を貯めている理由を海外企業のM&Aや3%の配当に使うためだと書かれていました。日本企業は海外展開を考えているのかもしれません。

「社長輩出数ベスト50にランクインした79大学・学部別の一覧表」からの引用・まとめ

「社長輩出数ベスト50にランクインした79大学・学部別の一覧表」 慶應と東大と早稲田で圧勝です。他のデータも載せます。「御社の寿命」という本の87ページに掲載されたデータからの引用です。

 

 

社長の出身大学上位50校(2014年)。

順位   出身大学    社長数(人)   

1    日本大学     22582人。

2  慶應義塾大学     11703人。

3  早稲田大学      10993人。

4   明治大学      9580人。

5  中央大学       8534人。

6  法政大学       6971人

7  近畿大学       6243人

8  東海大学       5663人

9  同志社大学      5561人

10  関西大学      4475人。

 

ちなみに東京大学は21位、京都大学は31位でした。対象は出身大学判明分で、2014年は27万7428人。 以上、ここまで。

 

高学歴の圧勝じゃないか?と言う人もいるでしょう。大学入試を改革する必要あるのか?と問う人もいるかもしれません。ですが、私は別な視点で見ています。

 

知識偏重の高学歴を得るには競争心が大事です。競争心があるからこそ、過酷な受験競争に勝てます。ですが、この現在の知識偏重の大学入試の中身をちゃんと見た人は少ないのではないでしょうか?

 

「すべての「学び」の前に鍛えるべきは、「教わる力」である。」」からの引用・まとめ

「すべての「学び」の前に鍛えるべきは、「教わる力」である。」」から一部、引用します。

 

 

 

では、何が偏差値60と70と80を分けるのか、それは根性とプライドです。難関中学合格でも難関大学合格でもよいが、自分が成果を出そうとするときに、どこまで自分の成果にプライドを持ち、その成果を達成するために根性で頑張り続けられるかです。

 

成果を出すためには無味乾燥でつまらないことをしなければなりません。東京大や京都大の入試問題は深い思考力を試す問題が多いですが、だからといって、思考力だけを鍛えればよいというわけではありません。

 

思考する以前に、土台となる知識が必要になります。英単語を数千語覚えるという無味乾燥な作業、漢字を覚え、四字熟語を覚え、ことわざ・慣用句を覚え、古典の文法を覚えるというつまらない作業。

 

地理では地名、山脈、河川、平野を覚えます。歴史では年号や人物名を覚えます。全部、それだけでは、無味乾燥なつまらない作業です。

 

でも、その成果にプライドを持ち、目標を達成するために根性で頑張り続けられるかどうかで、偏差値60、70、80の差が開きます。偏差値80のセグメントは、無味乾燥なつまらない作業を、たとえつまらなくても、完璧にするためにプライドを持って続けられます。

 

偏差値が高くなれば高くなるほど、薄皮のような差で偏差値が大きく変動します。他の人が努力し切れないところを、指一本の執念で頑張り続けることで差が生じます。P114~115。以上、ここまで。

 

全体的に見て、つまらない暗記・知識偏重に偏っていることがわかります。その暗記量の差で偏差値の60、70、80に差が出ます。知識活用が謳われ始めたのは知識偏重の度が過ぎたからでしょう。そこまでマニアックな知識を詰めこんでも、使わないのです。

 

コンテンツ(内容)はほぼ無意味です。英語は読み(東大はリスニングも、ライティングも多少あります)に偏重し、現代文・古文・漢文は、民間のビジネス書や大学での論文を書く能力は養われません。書けるようになるには、自分で勉強が必要です。

 

「グローバル・エリートの条件」からの引用・まとめ

「グローバル・エリートの条件」という本では日本の文章教育のお粗末さを嘆いています。P46にアメリカは文章教育がしっかりなされていることが書かれています。P47から引用します。

 

 

 

最近では一部の入学試験や入社試験に小論文を課すようになったので、多少事情は変わってきているようです。それでもなお日本の大学生の書いたレポートは、幼稚なものが多いです。

 

ついでながら、名門大学を出た逸材ぞろいのはずの官僚の文章も、決して読みやすいとはいえません。庶民に読ませないように書いたとしか思えません。

 

きわめて長い文章は特に法律の文章に多いです。文章講座の「悪文」の例にしたいものも多いです。日本語で書いた文章ですらそうなのだから、英語の文章はいわずもがなです。

 

そもそも日本の大学ではレポートを書かせる機会が少ないので、大学院等でアメリカに留学してきた日本人はたいがい課題、レポートの多さに驚き、大変な苦労します。以上、ここまで。 著者は、内閣官房参与浜田宏一氏です。

 

歴史(世界史、日本史)は早稲田は特に重箱の隅をつつく細かい知識が問われます。この知識合戦で勝ったのは競争心の表れでしょうが、そんな知識を覚えたからといって、応用(組み合わせ)の際に、使える知識とはなりません。

 

ただし、この暗記地獄に打ち勝つ経験はノウハウ力となり、弁護士などの暗記地獄試験には有利に働くようです。

 

そして、社長だからといって、結果を出した(出し続ける)社長かどうかも分かりません。つまり、従来の知識偏重の高学歴でも、社長を輩出し続ける可能性はありますが、どうせ大学入試をやるなら、その競争心を正しい努力(生きる力)に向けた方がいいのでは?という提案なのです。

 

貴重な学生の若い時間なのです。意味のある勉強をさせる必要があります。英語も実用的にし、国語もきちんとした文章を書けるようにし、歴史も歴史学の面白さを垣間見れるような試験がいいのではないでしょうか。

 

人工知能×ビッグデータが「人事」を変える」からの引用・まとめ

ここで、違うデータの視点から見てみます。人工知能×ビッグデータが「人事」を変える」という本からの引用・まとめです。

 

 

 

実際、自社内で活躍している人と活躍していない人を比べたとき、活躍している人は80%の確率で早慶クラス以上であったというという統計データもあります。

 

また、ビジネス週刊誌においても「早慶、MARCH(明治、青山学院、立教、中央、法政)の実力」といった特集が組まれ、一部上場企業で役員になった人数で最も多いのが早慶で、MARCHは少ないというデータが示されています。

 

これを見た学校の教員、塾の講師、保護者たちが、早慶以上の大学に入ることが重要だと考えても不思議ではないし、人事担当者も、早慶以上の学生なら、採用して安心という気持ちになります。

 

また、「今年の内定者は、早慶以上で○人」ということが言われ、その数をもって、「今年は、質のいい人材が採れた/採れなかった」などと判断されています。

 

しかし、過去の統計的な数字において「優秀な人材は、早慶以上が80%」となったからといって、これを早慶から採用すべきであるととらえていいのでしょうか。従来の「ネイマン・ピアソン理論」による帰結ですが、ベイズ統計・確率を使うと、それは不毛な考えと結論付けられるかもしれないのです。 P59、60。

 

ここで、ベイズ統計で計算が入ります。詳しくは本で。引用・まとめを再開します。

 

結果だけを示せば、早慶以上の学歴をもってしても、企業で活躍できる人は5.7%しかいないということになります。

 

これに対して、その他大学出身の場合は3.4%。確かに、高学歴であると活躍できる人になる確率が高いという結果ではありますが、その差はわずか2.3%にすぎません。

 

難しい計算はさておき、「早慶以上の大学出身者に活躍できる人は多いですが、それは採用段階で母数が多いからです。少数派とはいえ、それ以外の大学出身者でも、活躍できる人はいます」という結論は、しごく当然に思えるでしょう。

 

この、現実に即し新しい情報を容易にいれていくことができる統計・確率理論の体系といの(誤植?)が、ビッグデータ時代にあって、ベイズ統計が主流になりつつある理由ということです。P63、64。以上、ここまで。

 

早慶以上の高学歴でも、企業で必ずしも活躍できていない現状があるようです。やはり、知識以外の要素が大きく関係しているのでしょう。

 

活躍とはどのレベルを言うのか?が曖昧ですけどね。(本に書いてあったかもしれませんが、忘れました。調査中)

 

ユダヤ人の思考法

では、ここで、話題を思考力へ移します。日本の思考力重視の教育の将来の姿に「ユダヤ人」の思考法は参考になるかもしれないと感じます。

 

日本人は「情緒的、現象的、具体的、細分的、部分的」です。

ユダヤ人は「論理的、本質的、抽象的、全体的、総合的」です。

日本人は「仏像の民」「目に見えるものに情緒的に動かされる人々」です。

ユダヤ人は「書物の民」「目に見えないものの本質を抽象的に追究する人々」です。

 

金融業界、証券業界、ハリウッド業界、最近のIT業界の名だたる企業の創立者はその半分以上がユダヤ人です。Google創立者ラリー・ペイジセルゲイ・ブリンFacebookマーク・ザッカーバーグDellのマイケル・デル、Microsoftスティーブ・バルマーIntelのアンディー・グローブなど。ノーベル賞受賞者の3割から4割はユダヤ人が占めています。

 

相当な業績、実績をユダヤ人は挙げています。日本人がモノづくりを得意なのは日本人は「仏像の民」だからでしょう。

 

ノーベル賞やIT、金融などの頭脳活動で勝負したいならば、ユダヤ式の思考法を研究する必要があると私は感じました。日本の大学受験で、思考力を重要視するなら、ユダヤ人の思考法は実績が挙がっていることからも参考になるでしょう。

 

ユダヤ人とは関係ない話ですが、外国でのやり方は「説明して納得させる」ものです。日本は逆に「体感として納得させる」やり方を取ります。

 

日本では社訓を毎朝、読み上げるなどさせると、社員に染みついていく文化なのです。社訓を読み上げる会社はメンタルヘルスの案件が少ないそうです。

 

メンタルヘルスやモチベーションを良い人の特徴は「会社の理念に共感しているか」だけで説明できます。理念を浸透させるために、毎朝、社訓を読ませるのです。

 

日本は仏像の民であり、モノづくりの国だから、体感という手法が合っているのでしょうね。外国(ユダヤ人も?)は、説明して納得させるわけですから、日本とはやり方が違います。

 

イノベーターが増える秘策

次に、日本でどうやったらイノベーターが増えるのか?という秘策を私なりに考えてみました。まず、ビジネスコンテストは有効でしょう。これは第5章で述べた通りです。

 

次に、メディア(特にTV局)の力が必要です。今まで、持ち上げてきた人材像が池上彰氏や林修氏などの教養系の人達ばかりです。

 

また、高校生クイズも学問系です。普通の芸能人が出演するクイズ番組も教養系です。日本という国は、学問・教養の国なのか!と驚くばかりです。

 

対して、ビジネス系の番組はほとんどありません。カンブリア宮殿はニッチです。起業家を応援していた時期もありました。ホリエモンバブルのときです。

 

ですが、それ以降は急速にしぼみました。ホリエモン潰しで、起業家ブームが去りました。ちなみに、金持ちになるには、事業を興すか、投資家になるしかないと「大金持ちの教科書」に書かれています。

ユダヤ人の価値観

ここで、ユダヤ人の価値観を書きます。「聖書によって、人間をよく理解しており、しくみやビジネスに応用させてきた」価値観です。ビジネスとは、人間を相手にするものであり、人間に対する理解が重要です。

 

「人々がなぜそのような行動をとるのか、なぜその商品やサービスにお金を払うのか」

を考えないと、モノを売ることができません。

 

ユダヤ人は「しくみ」をつくるのが得意です。金融、保険、ハリウッド映画、情報・通信、百貨店、アパレルや化粧品ブランド、宝飾品などは、ユダヤ人が築き上げました。

 

具体例で言えば、ロスチャイルド、デル、インテル、メイシーズ、シアーズ、ラルフ・ローレンカルバン・クラインエスティローダー、デビアス、ハリウッド映画はほとんどがユダヤ系資本です。

 

ユダヤ人がこれらで大成功した理由は人間のことを理解しているからです。ヘブライ聖書を日々勉強しているユダヤ人は、人間のことをよく理解しています。

 

ヘブライ聖書は人間を赤裸々に描いたものです。聖書に書かれた人間の本質は4000年経った今も使えるのです。テクノロジーがいくら進化しようと、社会構造が変化しようと、人間の本質は不変です。

 

ビジネススクールで学ぶケーススタディは、20~30年先までしか通用しません。聖書から学ぶ人間の本質には、4000年先の未来までも予測できるヒントがあります。

 

また、ユダヤ人にはノーベル賞受賞者が多いです。2016年現在、物理学賞では51人(全体では201人)、化学章では36人(全体では172人)、生理学・医学賞では56人(全体では210人)となっています。

 

ユダヤ人の思考法2とその他

ユダヤ人の思考法に要因があるようです。価値観だけでなく、思考法も侮れません。ユダヤ人の思考法では「Why」を重要視しているそうです。

 

大半の人は、見えやすい「What」から始めて、「How」最後に「Why」と続きますが、「Why」までたどり着かない人も大勢います。

 

自己紹介の例で言えば、「What」の「自分が何の仕事をしているか」はよくしますが、「How」の「仕事でのやり方、成果の出し方」まではあまり説明しません。

 

最後の「Why」である「なぜ、その仕事をしているのか?」については、深く考えて、職業を選んだ人が少ないことからも、少数派と言えるでしょう。

 

「なぜ、あなたの会社が存在しているのか?」や「あなたが生きる目的は何なのか?」などは考えなくても生きていけるし、組織も存在できるので、そこまで深く考えない人が多いのですが、ユダヤ人は「Why」まで考えます。

 

アメリカの大学受験はGPA(学校の成績)と、SAT(センター試験のようなもの)と、エッセー、面接の4つを総合的に判断して決めますが、その際、GPAやSATの成績が足りなくても、エッセーや面接で「Why」である動機や熱意が評価されたら、受かる事例がけっこうあるそうです。

 

日本人は、医学部の学生ですら、「ただ頭が良かったから」という理由で、進学する人が多いと聞きます。そこには「医者になる明確な目的や理由」がないのです。

 

「Why」を追求しないので、医者になっても生きがいを感じられないとか、金儲けが動機だと仮にしたら別の手段があったという発想すら浮かばないのです。

 

ちなみに、アメリカでは原典主義の授業が成立しています。理由は日本のような知識偏重型の大学入試がないからです。アメリカの大学入試はGPA(学校の成績)、SAT(数学と英語の一斉試験)、エッセイ、面接です。

 

歴史や科学、その他の科目は受験科目にありません。日本のように大学入試のための歴史や科学の過剰な知識詰め込みが必要ないので、深い議論や考察ができるというわけです。

 

日本のTV局のクイズ番組を観ていると、まだ知識偏重がかなり残っています。どれくらい知っているか?の記憶力番組です。

 

そこには、歴史であれば、どのような背景で事件や戦争が発生したのかなどの考察がありません。歴史の勉強であれば、教訓として役立てることが一番大事であり、単に知識を記号のように知っていても大して役立ちません。

 

日本の知識偏重主義は、まったく矯正されそうにないように思いましたが、今後の大学入試改革で変わるのでしょうか?(少なくとも、TV局は変わらないようです)

 

ユダヤ人の学習法の特徴として、分類があります。細かく分類すればするほど、学問は発展するという思想です。詳しくはユダヤ式エッセンシャル学習法」のP102~138を読んでください。

 

プログラミングの発想法とも似ている気がします。プログラミングは行程を詳しく書きますが、その行程と分類が似ている感じを受けました。

 

分類するとは、名前をつけるということであり、名前をつければ、他と区別されますから、より詳細に理解できるようになります。

 

極端な話、色の分類が赤と白しかなければ、世界勘が狭まります。色に名前を細かくつけ、分類しているから、認識がより精細になるのです。

 

理系の特徴とその他

さて、理系の高学歴以外、知識集約型では起業は難しいと述べてきました。ですが、理系は往々にして、人間に興味がなく、モノ偏重だとも述べてきました。コミュ力も不足している傾向があるとも述べてきました。

 

この理系の特徴はビジネス、特にマーケティングにおいては非常にマズイと私は危惧しています。

 

ビジネスの本質は人間理解だからです。何を欲しているか?探る嗅覚は、深い人間理解なくして得られにくいです。データ分析などで、ヒット商品が生まれる場合もありますが、万能なのでしょうか?

 

しかも、データ分析は過去の分析であり、新しい商品は生み出せません。馬車の時代に、過去の分析では車の発想は生まれません。

 

イノベーターを生み出すためには理系の技術偏重を修正し、人間理解をもう少し深めるべきかもしれないです。少なくとも、人間への興味がなければ、データ分析に偏重することになります。

 

ちなみに、文系科目だけ、大幅に教育改革すればいいと私は考えています。文系は、あまりにも暗記偏重でした。歴史は膨大な暗記の嵐。

 

国語は論理力と謳っていますが、難解(簡単だと入試として成立しないため)で、駄文で、しかも作者でさえ正解にたどり着けるかわからないような問題です。

 

そして、コンテンツとして古文・漢文は時代遅れです。英語は議論の余地があるでしょう。母国語でない英語で、深い思考をするのはかなり難しいです。英語運用能力だけ測れればいいという意見ももちろんあるでしょう。

 

対して、理系は今のままでも実績を出しています。理系は膨大に学ぶ分野があるし、細分化しています。従来の理系の大学入試でも、世界に通用するのではないでしょうか。

 

今の日本の理系に足りないとしたら、ビジネス面(人間に対しての理解・興味や、ビジネス系の知識)とコミュ力でしょう。ちなみに、コミュ力といっても、私の定義するコミュ力は表面上のよく喋るという意味合いではないですからね。

 

「現役東大生が教える「ゲーム式」暗記術」という本のP86には、東大生は根暗で口下手かと思っていたが、お喋りだったという記述があります。しかも、著者の観測範囲の東大生は文系か理系か書いていないです。理系の東大生の大半の人達のデータが欲しいところです。(東大に限らず、高学歴の理系のコミュ力のデータが欲しいです)

 

私のコミュ力の定義については、以下の記事を参照してください。

 

 

ですが、ビジネス面とコミュ力は理系で素養のある人間か、あるいは文系が補えばいいという主張ももちろんあります。理系は、暗記が通用しづらい分野です。

 

数学・物理はもちろん、化学も半分ぐらいしか暗記が通用しません。生物は暗記が多いです。理系は、そもそも暗記偏重ではないのですから、正す必要性が薄いのです。

 

文系の大量の暗記が役立つ場面は法律職です。前にも触れました。法律職は膨大な暗記を必要とします。または、従来の入試で求められてきた情報処理能力が高いことは大量の情報処理をする今の現代では、ある程度必要です。

 

暗記と情報処理能力を試す入試は実は、ある程度、必要です。ですが、そればかりに偏重した結果が、思考力の欠如であり、新しい発想をしない、課題設定をしない人間を大量に生み出してきたということになります。

 

ですが、日本人が従順に社員をこなしているのも、その入試の賜物かもしれません。思考力をつけた人間は、果たして従順に社員をするのでしょうか?エリートならば、思考力重視は正しい路線でしょう。

 

日本のエリートが暗記と事務処理能力偏重に走ったのは、日本のエリートの迷走でしょう。ですが、大勢の相手を対象とする大学入試で、思考力重視になると、智恵がつくことになり、組織に従順に従うのか?疑問です。

 

もちろん、起業家が増えるという良い副作用が出れば、日本の活路となるでしょう。思考力重視の入試によって、起業家が増える副作用が出るのかどうか?期待してみたいところではあります。

 

ユダヤ式Why思考法」からの引用

最後に、私の論考の証左としてユダヤ式Why思考法」から引用します。P34から。

 

 

 

議論・反論することの重要性。「上の者に文句をいう」これがユダヤ人の特性だ。神に対してすら文句をいうのだから、人間の上司や組織の長に対して、ユダヤ人は容赦しない。

 

1万人の日本人をまとめるより、100人のアメリカ人をまとめる方が難しく、100人のアメリカ人を統率することに比べ5人のユダヤ人の指揮をとることは至難の業である。そう経営組織論でいわれる所以はここにある。以上、ここまで。

 

ユダヤ人の思考力重視路線を採るとどうなるか?未来図がぼんやり見えてこないでしょうか?日本の理想の大学受験制度については、さらに詳しく、第14章、第15章、第16章で追求していくことにします。特に、第17章で私は日本の教育の構想を提唱します。

 

私の本は、参考文献からかなりアイデアを借りました。参考文献を掲載したり、引用元を示したりしたのは、著者に敬意を示したためです。ちなみに、引用は、多少、内容ではなく、文体や形式や長さを変えていることはご承知ください。

 

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参考・引用文献。

 

朝日新聞の3月9日(月曜日)の広告特集

「御社の寿命」

「すべての「学び」の前に鍛えるべきは、「教わる力」である。」

「グローバル・エリートの条件」

人工知能×ビッグデータが「人事」を変える」

「現役東大生が教える「ゲーム式」暗記術」

ユダヤ式Why思考法」