「「普通のダンナがなぜ見つからない?」の書評・要約」

目次

  
  1. 「だから、数字にダマされる」からの引用
  2. 「普通のダンナがなぜ、見つからない?」の書評と要約

 

「だから、数字にダマされる」からの引用

  

「「普通のダンナがなぜ見つからない?」の書評・要約」

 

まず、「だから、数字にダマされる」の本に以下の文章が書かれています。引用します。

 

 

そんな本の帯に気になる表記がある。「普通の男は0.8%」。99%以上の男性が「普通未満」の烙印を押されてしまう、ややショッキングな数字だが、これはどういう意味か。裏表紙の帯にその説明があった。以下、抜粋する。

 

そのココロは・・・。すべてが普通=会話が普通50%×ルックスが普通50%×身長が普通50%×清潔感が普通50%×ファッションセンスが普通50%×学歴が普通50%×年収が普通50%≓0.8%。

 

女性が結婚相手に対して「せめて並以上」であってほしいこととしてよく挙がる条件7項目いずれも「上半分」である人は、2分の1の7乗で128分の1。0.78%と1%を切ってしまう計算になる、というわけだ。既婚者で自信家の男性でも、思わず「ぐぬぬ」と唸ってしまうこの数字。どう考えるか?

 

0.8%よりは多そうだが、高望みは禁物。まず例題として、男性と女性が50%ずつ、東日本居住者と西日本居住者も50%ずつとして、「東日本在住の男性」は何%いるかを考えてみよう(便宜上、LGBTは考慮していない)。

 

この場合、性別が男性50%×居住が東日本50%=25%となる。この式が成り立つのは、東日本には女性より男性の居住者が多いといった偏りがないことが条件になる。

 

では、次の場合はどうか。中学校で英語、数学、国語、理科、社会の5教科のテストを行ったとする。5科目ともクラスの平均点以上を取る生徒は何人くらいいるだろうか。同じように計算すると、平均以上50%が5科目(5乗)なので32分の1。率にして3.1%

 

最近の少人数学級の小中学校では、30数人のクラス編成が多いだろう。ということは、5科目すべてクラスの平均点を超える生徒はクラスに1人しかいないことになる。裏返すと、5科目すべてクラスの平均点に届かない生徒もクラスに1人しかいないことになる。ちょっと違和感を覚えるのではないだろうか。両方とももっといるはずである。

 

先ほどの生別と居住地ならば、東日本に男性が多いといった偏りがなく互いに独立しているため、単純に50%を掛け算して求めることもできる。しかし学校のテストの場合はどうだろう。英語ができる生徒は数学も国語もできる子である可能性はそれなりに高い。このように項目の独立性が乏しい場合は、50%の掛け算はふさわしくない。

 

それでは「普通の男」の場合はどうだろうか。良いか悪いかは別として、学歴と年収は相関が強く、学歴の高低と年収の高低の組み合わせ4パターンがくっきり25%ずつとはならない。

 

年収が上位50%であれば下位50%の人よりはファッションに回す余裕ができるため、もともとのファッションセンスはどうあれ、磨かれる可能性はある。清潔感もファッションに準じて高まりそうだ。

 

学歴や年収に引っ張られることなく独立性が高いのは、ルックスと身長あたりだろうか。したがって、7項目すべて平均以上の「普通の男」は、0.8%よりはもうちょっと多そうだ。

 

ただし、一般にご要望は「上半分」では満足せず、上位20%クラスを望んでしまったりするもの。年収と身長とルックスという独立性の高い3項目でそれぞれ上位20%を望めば、たった3項目でも0.8%になってしまう。無意識の高望みを戒める意味ではこの掛け算、やはり役に立ちそうだ。以上、ここまで。P165~167。

 

 

「普通のダンナがなぜ、見つからない?」の書評と要約

ここからは、「普通のダンナがなぜ見つからない?」の本の書評や要約を書いていきます。

 

 

上記で、会話普通50%×ルックス普通50%×身長普通50%×清潔感普通50%×ファッションセンス普通50%×学歴普通50%×年収普通50%≓0.8%を掛け算で表現するのは否定されていますが、とはいえ、年収と身長とルックスで上位20%を望むと、たった3項目で0.8%になるので、やはり、「多くの大半の女性は高望みしすぎていて、結婚できない」という結論に間違いはなさそうですね。

 

また、東京都で女性が男性に「普通」と言って求める年収は、400万円以上が26.8%、600万円以上39.2%ですが、実際に600万円以上稼いでいる25歳から35歳の独身男性は3.5%、400万~600万円稼いでいる男性も19.5%にすぎません。

 

男性全体を対象にした場合、年収600万円以上が3割、400万円以上なら6割の男性が該当します。しかし、男性全体とは団塊の世代から定年間近、エグゼクティブまですべて含みます。25歳から35歳のみに区切りますと、年収はそんなにないのです。

 

東京都でこの数字ですが、地方ではもっと悲惨なことになります。青森県では年収600万円以上稼いでいるのは0.9%、400万~600万円でも1.7%です。

 

東京都では、600万円以上稼いでいる25歳から35歳の独身男性3.5%を取り合うことになりますので、女性は非常に厳しい競争にさらされます。「妥協しないと、結婚はまず無理」ですよね。

 

30代前半で年収1000万円を稼ぐ人は0.7%ですが、その8割はすでに結婚しています。30代前半で1000万円以上稼ぎ、独身である男性は0.7×0.2=0.14%しかいません。30~34歳の独身男性は大勢いますが、大半は200~400万円、あるいは200万円以下のゾーンです。

 

このゾーンがいわゆる「日本の普通」であり、女性の言う普通はかなりギャップがあるのです。さらに言うと、「年収1000万円ないとね」という女性は独身女性の中で0.14%の中に入る魅力を持っているのでしょうか?ということです。

 

0.14%とは、1学年が240人いる女子高で、「学年で1番」どころか、「3学年でナンバーワン」の人気ということです。女性の皆さん、現実を直視してください。「結婚できないのは妥協しないから」です。

 

他にも、この本に載っている面白い記事のタイトルだけを紹介します。

 

「結婚で譲れない条件の上位「価値観が近い」(64.1%)は、「3高」より難易度が高い!」

「5人に1人は一生独身!」

「結婚平均年齢は男性30歳、女性28歳。クリスマスケーキはもはや死語」

「自然な出会いはそもそも少ない。そして、出会った人と交際できる確率は0.24%」

 

「合コンは効率悪し。女性は合コンに行けば行くほど結婚確率が落ちる」

「35歳女性、5歳年をとると、候補男性は3分の1に」

「アラフォー女性は譲れないものが増える」

「30代後半の妊娠率は52%、流産率は50%以上」

 

実践編では、婚活を成功させるコツが書かれています。

「成果=出会いの機会×交際成功率×決断力」

「出会いは需給バランスのギャップを狙え。理系の研究所、激務の職場、自治体の合コン」

 

「普通の女性が敬遠する場に勝機あり。アキバ系男子、AKBのファン、鉄道マニアは深堀りせよ。」

「希望年収を200万円下げれば、対象男性は2倍に!」

「男はみんな「素直」「やさしい」「気がきく」女性が好き。それを熟知した戦略で!」

 

「全世界で600万部ベストセラー婚活本「THE RULES」は日本女性の婚活には合わない」

「女性からのプロポーズ歓迎は72%。最強のプロポーズの言葉は「私が幸せにしてあげる」。」

「結局のところ、結婚できない人は「ガンコな人」。」

「「面白さ」「経済力」を優先するか、「誠実さ」「一途さ」を優先するか、決めるべきである」

 

非常に濃い内容の婚活本だと思います。

 

現実を知れば、結婚への道が開けるかもしれません。

ぜひ、一読をお薦めします。