「内閣支持率が67%を超えたという記事への私の裏読み話」

内閣支持率が67%を超えたという記事への私の裏読み話」

 

内閣支持率が67%を超えたという記事が出ました。この支持率から私が考えることを述べることにします。

 

 

まず、この67%という高支持率のときに選挙をやれば大勝じゃないか?と普通の人は思うでしょう。ですが、私の見方は若干、懐疑的です。

 

理由を述べます。それは勝ちすぎのとき(高支持率)は揺り戻しが起きやすいからです。つまり、勝ちすぎの政権だから、反対票をわざわざ投じようと思う人が出てくるのです。

 

アメリカの話ですが、実際に隠れトランプはかなりいましたアメリカのメディアは信用されておらず、ヒラリーさん支持を強烈に打ち出したことが裏目に出たのです。ヒラリーさん支持を強烈に打ち出さなかったら、隠れトランプ支持者もわざわざ投票しに行かなかったかもしれません

 

ヒラリーさんが有利だと強烈に報道されたからこそ、アメリカのメディアに反対がちな国民が、トランプ氏にわざわざ投票しに行ったのではないかと予測しています。これは国民性も影響しているでしょう。アメリカの国民は日本のように従順ではなく、さらにアメリカのメディアが国民に信用されていなかったからこそ、トランプさんの勝利という結果が出た可能性があります。

 

対して、日本ではメディアは支持されていますし、従順な国民性です。よって、67%の高支持率でも、メディアの政権寄りの報道姿勢なら、圧勝もありえるでしょう。ですが、一番確実なのは、もしかしたら、55%ぐらいの支持率勝ちすぎではないので、反対票を投じに行く人が出ないことであり、組織票で勝つパターンかもしれないと考えています。

 

また、勝ちすぎのときは投票しに行くインセンティブも薄れるでしょう。「私が投票しなくても他の誰かがしてくれる」とモラルハザードも働きやすくなります

 

もちろん、組織票で勝てればいいのですが、反対派のわざわざの投票がある上にモラルハザードが起こるとすると、圧勝まで行かなくなる可能性もあるのでは?と疑ってしまいます。まぁ、日本とアメリカでは環境下が違うので、なんとも言えませんが。

 

67%という高支持率通りに、この時に選挙をやれば圧勝という見方もできますし、揺り戻しが起き、反対派がわざわざ投票しに行かなくなる上に、モラルはハザードが起き、圧勝までいかない可能性もあるかなと思います。

 

しかし、一番勝利を決定づけるのはメディア(特にTV)の報道姿勢でしょう。日本で一番、大衆に影響を与えている媒体ですから。

 

最近のNHK世論調査内閣支持58%不支持23%という数字が出ました。私はこの数字を見て、客観的に感じたことを書きます。

 

前に、55%のときがちょうどいいのでは?と書きましたが、実際、58%という数字を見ると、もしかしたら、支持しない層が「この数字なら逆転可能なのではないか?」と思う層が出てきて、反対票を投じるという可能性も考え始めました。

 

アメリカではクリントンさん支持を明確に打ち出したら、隠れトランプがいて逆効果だったのですが、日本ではメディアの世論調査の通りに結果が出やすいとも思います。しかし、反対票がどう動くか?ですね。

 

勝ちすぎのときは、もちろん、隠れトランプのようにわざわざ反対票を投じて、自民党支持層は慢心とモラルハザードにより、投票しに行かなくなる可能性もあります。対して、58%の支持率のときは反対票の人はどう動くのでしょうか?

 

「58%なら、もしかたら逆転の可能性もある」と感じる層も一定層いるかもしれませんし、58%なら、自民党は大勝じゃないなと思い、自民支持の無党派層が動く可能性(ちょっと弱いか)もあるかもしれません

 

結局、組織票が働くときが一番、勝ちやすいと思います。つまり、組織票だけで、無党派層が無関心のときです。無党派層がいかに無関心でいて、反対票を投じないでもらえるか?が組織票で決まる選挙であり、その構図を作るのが組織票の強い自民党の戦略としては最良でしょう。

 

選挙は無党派層を無関心にし、投票に行かせず(反対票も入れさせず)、組織票で盤石に勝つのが大勝の秘訣だと思います。無党派層が動くとしたら、普段は選挙に興味がない層ですから、メディアが煽ったときです。

 

組織票の人はメディアの動きにかかわらず、選挙に行きます。この理屈を理解して、選挙に臨むのは大事な視点だと思います。さらに、野党が弱っているときに戦うのはベストだと思います。野党が弱っていれば、無党派層は無関心になりやすいからです。過去の選挙でも、野党に力がないときは自民党は大勝でした。

 

勝因は無党派層が無関心になり、組織票の勝負になったからだと思われます。(データ分析誰か、よろしくです)

 

また、選挙の際の争点は大事です。争点が野党に投票したくなるようなものだと、無党派層が動いてしまいます与党に有利に働く争点なら問題ありませんが。

 

無党派層は基本的に無関心なままでいてもらうのが正解であり、もし無党派層を巻き込むのなら、争点が大事なのです。争点次第では無党派層が動き、野党に入れたくなるかもしれません

 

しかし、基本的にメディアの報道の仕方次第でしょう。特に、日本のような国では。メディアが争点で騒いだ選挙が「郵政民営化に是か非か?」です。このときは、小泉首相の必死の姿勢と、メディアが刺客などと騒いだため、自民党勝利でした。あの選挙のときは無党派層が動いたのではないでしょうか?

 

または、民主党政権交代のときの選挙もです。最近の自民党連勝の選挙は野党のふがいなさから無党派層が無関心になり、連勝が続いたとみるべきでしょう。この無党派層の動きというのは注意しなければいけません。

 

ところで、産経・FNN合同世論調査によると、小池都知事の支持率が79%に達したそうです。この数字を聞いて、私は7月2日開票の都議選私の思考実験のデータが取れるかもと感じました。

 

私の分析のような結果が起こるのか?れとも79%(ま、都議選のときに支持率は変わっている可能性がありますが)の高支持率通りに圧勝するのか?と。メディアの報道の影響力が高い日本では圧勝の可能性が高い気がします反骨精神のあるアメリカでは、反対票をわざわざ投じに行くのかなと思います。さて、どうなるやら。

 

 以上です。選挙の国民の心理分析でした。