「キュレーターが就活本の読書ガイドを書くとしたら」3

2からの続き、3です。

 

有料note記事(だった)の一般公開です。私の有料記事では質の面では下位のほうだと思いますが、私の有料執筆物がどれくらいのレベルなのか判断してもらう意味で公開することにします。(紹介している本が古いという理由もあって、有料で売るのに気が引けたという面もあります)

 

4 「好きを仕事にする秘策」

ここまでで外部環境分析と、適職について述べてきました。

 

適職とは好きと強みの割合ですが、好きの割合がかなり高い仕事を選ぶ秘策があります。それはやりたいこと(好き)でニーズを掘り起こすという方法です。ニーズを自分で作り出してしまうのです。趣味の領域でも、仕事にしてしまう方法でもあります。もちろん、やりたい上に得意であればさらに確実です。

 

参考になる本は「そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか」 山口 揚平 KADOKAWA / アスキー・メディアワークス 2013/8/1 と「金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?」 堀江 貴文 徳間書店 2014/11/7 です。

 

 

 

 

ニーズを創り出すとはビジネス化し、マネタイズ(収益化)するということです。やりたいこと(趣味かもしれない)をビジネス化し、収益源にできればいいのです。市場で自分のお客さんを作るということです。この世の中は意外な方法で金を稼いでいる人がいます。趣味レベルのやりたいことでも上手にやれば金になります

 

好きを仕事にするには会社内より、市場で一定数のファンを確保する必要があるということです。収益化するとはそういうことです。ただし、趣味を仕事にし、マネタイズする際にも、競争は当然あります自分のファンをどれだけ作れるか?が鍵でしょう。ライバルにファンを取られない自分の魅力やブランドを構築する必要があります。

 

5 「仕事のミスマッチを防止するために」

ここで話題を変えますが、好きじゃないために、仕事上のミスマッチが起こり、転職する人もいます。もちろん、その会社では強みレベルに達せず、辞めさせられることもありますミスマッチを犯さないためにも業種研究は必須です。つまり、仕事の中身をきちんと調べるということです。同じ業種なら、同じような仕事をしています

 

以下、「英語もできないノースキルの文系はこれからどうすべきか」を参考にして整理しました。

 

航空会社で言えば、整備か、運行か、カスタマーサービス(営業含む)のどれか。鉄道会社も、整備する人運行する人カスタマーサービス電車広告のような企画職はおまけであり、かなりの狭き門です。

 

ヤマト便トラックを保守する人トラックで配達する人、そして倉庫の管理でほとんどを占めます。銀行業は企業に金を貸すこと(融資)が仕事であり、「金を借りてください」と企業にお願いする営業職「ほんとにその会社に貸して大丈夫かを判断する」審査の仕事、そして金を貸す原資になる庶民の預金者の金を集めてくる窓口業務の3つが基本です。

 

製造業ものを作って売る。だから、作るものを企画する人(開発)、作る材料を買ってくる人(購買)、ものを作る人(生産)、作ったものを売る人(営業)、売ったあとのメンテナンスを提供する人(アフターサービス)の5つがコア業務です。

 

流通業ものを仕入れてくる人(購買・バイヤー)、売る人(店舗販売)、アフターサービスの3つです。サービス業サービスを企画する人サービスを実行する人サービスを販売する人クレーム係の4つです。製造業運輸業流通業サービス業で大半を占め、残りは官公庁などです。

 

ちなみに、やりたいことというのは時期や年齢によって変わりますし、やりたいことが死ぬまでない人もいるかもしれませんやりたいことがある人は恵まれていますやりたいことなら、実現するために、そのプロセスを必死に研究し、現実に実行するからです。充実感も得られます。もし、やりたいことがないなら、強み(得意なこと)で負荷を減らすか、金銭的な報酬と、プライベートでの生活(家族や趣味)に軸を移すべきかもしれません

 

6 「金で仕事を選びたい人へ」

金で仕事を選ぶ人にお薦めの本は以下

金で仕事を選ぶということは基本的には、外部環境と適職を軽視した選び方です。仕事が存在し続けるか?も、好きか強みであるかも無視し、金銭的報酬を重視します。これはこれで人生の選択です。やりたいことがない人も多いのです。やりたいことがないなら、金が良い方がいいですよね。やりたいことがないなら、公務員最強説は健在です。

 

「理不尽な給料―なぜサラリーマンは優秀でも公務員より安月給なのか? 」 山口 俊一 ぱる出版  2012-01 給料がいろいろと異なる事情を理不尽度で説明しています

 

1 企業(規模や業種)間の格差理不尽度30%

2   年齢・役職間の格差理不尽度40%

3   職種(営業職や技術職)間の格差理不尽度50%

4   男女間の格差理不尽度60%

5   雇用(正社員・非正規社員)間の格差 理不尽度70%

6   官民(公務員・民間企業)間の格差 理不尽度90%

 

 

 

給料が高いことの是非も書いておきます。自己内利益についての視点です。「自分の給料をいまより上げる方法」を参考にしました。給料「その給料を得るのに費やしたもの。例 時間や体力的・精神的エネルギーなど」自己内利益

 

この自己内利益がマイナスになると、意味がありませんその仕事をするのに毎日どれだけの体力的・精神的エネルギーを費やさなければならないか」という視点は大事です。仮に年収が1.2倍になっても、忙しさが2倍になっていたら、「自己内利益」は減ってしまいます給料の割に、労力がかなりかかるとしたら、それは幸せではないかもしれないのです。P248~250。

 

高給をもらっても、精神・肉体がすり切れるほどであったら、それは幸せなのか?という視点です。

金で仕事を選ぶ際にも覚えておきたい視点ですね。

 

参考・引用文献。