人間の動機付けは人それぞれだ 2

前回の記事で、エニアグラムによる動機付けを紹介しました。

 

 

 

これは本能による動機付けだと思われるので、正直に生きたなら、この動機付けで動くと思われます。ストイックに生きたい人はそう生きるし、楽しいことだけをしたい人はそう生きるし、個性的に生きたい人はそう生きるということです。(本能のまま生きたならという想定です)

 

しかし、本能のまま生きることが世の中で常に通用するとは限りません仕事、勉強などでは本能を抑えないといけない場面も多々あるでしょう。そういう場合、どうすればいいか?は前回の記事では追い込むことと書きました。これも一理あると思います。

 

ですが、今回は違う視点から書いていきたいと思います。

 

まず、勉強面でいえば、本能のままで行けば、タイプ1の完全体になりたいや、タイプ5の知的に賢く見られたいや、タイプ3の成果を上げたい勉強の動機付けとしては強い方だと思います。

 

対して、タイプ2の人のために役立ちたいや、タイプ4の個性的になりたい、タイプ6の安全でいたいや、タイプ7の楽しいことをやりたいや、タイプ8の勝ちたいや、タイプ9の調和していたいだと、勉強の動機付けとしてはもろいと感じます。

 

タイプ8の場合、ファイターなので思考力系では弱いかもしれません。(一般論です。将棋の羽生さんや、数学者などは思考力勝負であり、ファイターや戦闘力は感じないでしょう)

 

では、動機付けがもろい場合、追い込む以外に何か手はあるでしょうか? その解決策として、仕組み作りが挙げられます。それは、環境の整備、習慣化、作業興奮を利用するなどです。

 

環境の整備とは家で勉強できないのなら、図書館や喫茶店を活用するなどです。習慣化は、とにかく定着し習慣となるまで、無理やりにでも続けることです。習慣化の際は、いきなり1日10時間などの目標は掲げず、1時間でもいいから、少しずつ慣れさせていくのがコツです。歯磨きと一緒で、やらないと気持ち悪いという感覚ができればしめたものです。

 

また、完全に習慣化してない場合、一定の時間やらないでいると、元のなにもしない状態に戻ります。そのやらない期間が長くなればなるほど、習慣化からは遠ざかります。なので、習慣化の際は、たとえ1日さぼるときがあったとしたら、すぐに復活させてやることです。間を開けてはいけません。長期離脱は習慣化をできなくさせます。習慣化してしまえば、苦痛度が減り、持続できます

 

そして、作業興奮を利用するというのは勉強をとりあえずやっているうちに、だんだんとのめり込んでいくということを指します。腰が重くてなかなか着手できない人も、「とりあえず、形式的にでも机にかじりつくとか、教科書を読んでみるとか、行動をする」といいです。そのうちに、作業興奮の効果でやる気も出てくるでしょう。

 

だいたい、やる気を出そうとか、気合とか、大きな目標とか、そういうものを気にする人ほど、実行力に欠けます。計画も立てすぎはやめるべきです。1日10時間の計画を立てて、達成できないと途端にやる気をなくす人がいます。1日10時間できないなら、0時間でもいいという人すらいます。

 

白か黒の思考の人であり、極端であり、グレーゾーンがないのです。そういう人ほど、習慣化とは程遠いので、結局、継続的に勉強しないのです。それよりも、1日に1時間でもいい、グレーゾーンでもやらないよりはマシ、コツコツやるという人の方が、習慣化もされやすいですし、勉強も実際にやっています。

 

気合や根性で、実行しよう、勉強しようというのはやめた方がいいです。仕組みづくりや、習慣化、作業興奮を利用するのがベストです。

 

仕事の場合、勉強と違って、仕組みは作られやすいです。フリーランスや自営業は別でしょうが、会社員の場合、勤務時間と勤務場所があります。あとは、どういうスキルを培うか?です。

 

会社では営業の場合、ノルマがあり、追い込むということをブラック企業ほどよくします。勉強より、仕事の方が追い込まれる環境と言えるでしょう。クリエイティブな仕事の場合、追い込むことは逆効果かもしれません。クリエイティブな仕事は、はかどるときははかどりますし、はかどらないときははかどらないです。

 

また、疲れ具合によってもクリエイティビティは変わります頭か活発で仕事がはかどる時間帯を意識するのが、クリエイティブな仕事では特に重要ですし、普通の仕事でも大事な点でしょう。こんなことは仕事をしている人なら、承知しているでしょうが。

 

今回は本能的な人生を生きる上でのエニアグラム的動機付けから外れて、一般的な勉強や仕事での動機付けの工夫に関して述べました。

 

以上です。