「自己中な人は、結局、頑張れず、最後には勝てない」

 

タイトルの「自己中な人は、結局、頑張れず、最後には勝てない」というテーマについて論じます。

なぜ、自己中な人は、結局、頑張れず、最後には勝てないのでしょうか? それは、頑張り続けるということは何かを拠り所にしなければならないのですが、自己中な人にはそれがないという点から、説明できます。

伸びる奴、頑張れる奴というのは誰かの期待に敏感です。誰かの期待に応えようとする「いい人」なのです。

その誰かとは、「親、恋人、妻、子供、有力者、上司?、国家、神など」で人によって違います。特に、恋人や妻を獲得するため、つまり愛のためという理由が強いような気がします。

よく、地位が人を作るといいます。親になると、親らしい行動を取ります。社長なども同じです。

責任感が芽生えるケースが多いのです。そして、その責任感や期待に応えるために頑張ります。

結局は、誰かの期待に行き着きます。そして、自己中な人ほど誰かの期待など感じません。人のためなどという発想がありません。

だから、頑張りが続かないのです。人の期待に応えようという姿勢がないのですから。 自分を納得させるために頑張るのだとしたら、自分の満足度で頑張る頂点が決まります。

これが、人の期待や地位になったら、自分の満足度と関係なく、その人の期待や地位に応えるまで頑張り続けます。結局は、利他的で、性格の「いい奴」ほど、地位と人の期待に応えようと頑張り続けるのです。

これをいいように操られている、騙されていると言う人もいるかもしれません。そういう人の期待なんか気にしない人ほど、頑張れません。金が動機になってしまいます。

もちろん、金は大事であり、ブラック企業は「愛社精神」などで必要以上に動機づけ、頑張らせようとしますので、悪意を見抜くのは大事です。

私も、散々、騙されて頑張り続けました。しかし、結果的に、実力(執筆能力や知識など)がついたと思うので、良しなのかもしれません。頑張り続けるというのは、何か信じるもの(人の期待や地位など。神になる人もいる)がないと続かないんですよね。

しかし、大事な視点があります。人の期待に敏感ないい人は、頑張れる素質があるのですが、周りの期待をあまりにも過大に捉えすぎないことが大事なのです。

過剰に頑張るので、健康も害しやすいです。なので、自分のペースでやることを意識したいところです。自分のペースでやり、成果を出せばいいのです。

そう考えると、あまりにも過剰に介入する親や上司などは、主体性・自主性があるやる気があり、人の期待に応える人のやる気を削ぎます。元々、やる気があるのですから、口うるさく言うと、期待に応えたくなくなるのです。

いかに、自主性・主体性を持った人間を育てるか?が大事です。そのためには、「期待をかけるが、口うるさく介入しすぎず、後は、じっと我慢、見守る姿勢」でしょう。

自己中な人は人の期待や地位を気にしませんから(もちろん、自分の地位が危うくなることには敏感で、そのために頑張る)、頑張りが続かず、最後には勝てないということになると思うのです。

人の期待や地位に応えようとするいい人が、努力が続き、最後には勝つのです。もちろん、健康を害さない程度に、ペースを守ることや正しい戦略や努力が必要です。

「自分のために頑張る」と「誰かのため(親、恋人、妻、子供、有力者、上司?、国家など)に頑張る」のを比較実験してみてはどうでしょうか?

しかし、自己中な人は誰かのためという視点がそもそもないと思います。「自分の満足のため、自分が良ければそれでいい」が自己中な人の特徴ですから。

人は基本的に楽をしたい生き物ですから、自己評価を基準にしたら、必要以上に頑張りません他者評価に合わせると、自己満足以上に目標が上がる場合が多いので、頑張らないといけなくなります。

「自分の満足」を基準にしたら、ほどほどでいいやとなるのが大半の人だと思いますよ。しかも、満足は今の日本なら、それなりにすぐに手に入りますしね。

人の期待に応えようとするいい人は自分の満足を基準にしないので、頑張ります。頑張る人は金も地位も異性も手に入れやすくなります。

よって、いい人が最後には勝つようになっているのです。人生の皮肉ですね。

最後に、人は恨みや怒りなどでも短期的には頑張れるということも付け加えておきます。よく恋愛で失恋して、見返すために頑張るという人を見かけます。

または、1989年セリーグの覇者・読売ジャイアンツと、パ・リーグの覇者バッファローズの対決での、読売ジャイアンツの3連敗の後の、4連勝の逆転劇が例として挙げられます。

近鉄加藤哲郎投手の巨人への発言『別に何てことなかったですね、ええ。とりあえず四球だけ出さなかったらね、打たれそうな気がしなかったんで』『大したことなかったですね、シーズンの方がよっぽどしんどかったですからね、相手も強いし。もう明日で決めたいですね』があります。

加藤投手の演説はヒーローインタビュー後も記者団を引き連れて続きました。そして、記者達は加藤投手から一つの台詞をひきだしました。

『ロッテのほうが怖い』 

そして、 翌日の新聞のスポーツ欄には総じて同じフレーズが太い文字で踊ったのでした。

巨人はロッテより弱い

この発言により、巨人の選手たちの闘争心に火がつき、逆転されてしまったと言われています。 こういう怒りによるやる気は、短期的には発揮されます

長期的には人の期待や地位などをやる気にした方が良さそうです。怒りによるやる気は消耗しますしね。

以上です。